十五夜の次に美しい月が見られるといわれている十三夜。今年は10月21日(日)がその日にあたる。
上荻野の古民家岸邸では10月17日から十三夜飾りが始まった。ススキやお団子などが、風情ある建物と相まって日本の情緒を漂わせている。
古来から、作物の収穫期に合わせて9月の十五夜(旧暦の8月)を「芋名月」、10月の十三夜を「栗名月」や「豆名月」とも呼ぶ。十五夜に月見をした場合、同じく十三夜にも月見をしないと「片月見」といって縁起が悪いとされてきた。9月に中秋の名月を楽しんだ人は、21日にもお月見を。
岸邸の十三夜飾りは10月28日(日)まで楽しめる。22日(月)と23日(火)は休館。
20日は皆でお遊び
10月20日(土)には民話のおはなし会と昔あそびを開催。午後1時〜3時。岸邸1階広間でお月見にちなんだ話や折り紙など。参加無料、直接来場を。
(問)市文化財保護課【電話】046・225・2515