多摩市和田にある約2・7ヘクタールの里山「なな山緑地」。そのなな山緑地に生育する植物の標本展「明日へ繋ぐ里山の記録」が11月7日(水)〜18日(日)、午前9時〜午後4時、南大沢にある首都大学東京内の牧野標本館別館TMUギャラリーで開催される。入場無料。
緑豊かで希少種の植物が自生する「なな山緑地」。近隣住民や、多摩市グリーンボランティア、市民有志で結成された「なな山緑地の会」で保全、整備活動を行っている。2016年から同標本館指導のもと、緑地に生育するすべての植物種をめざして標本を作製し、同標本館に収納する活動を行ってきた。今回は、これまでに作製してきた維管束植物370種、382点のさく葉標本の中から約50点が展示される。
問い合わせは、同会相田さん【携帯電話】090・4672・9038へ。