車いす積み、「愛」に大賞!「岡本太郎現代芸術賞」(TARO賞)入選25作品展示

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車いす積み、「愛」に大賞!「岡本太郎現代芸術賞」(TARO賞)入選25作品展示
岡本太郎賞「hiwadrome:type ZERO spec3」

 次代のアーティストに焦点を当てる「岡本太郎現代芸術賞」(TARO賞)の受賞者が先月発表されました。多彩な作品25点が川崎市岡本太郎美術館(多摩区)に集まり、4月14日まで展示されています。

 現代芸術の登竜門として、社会に鋭いメッセージを突きつける作家を評する同賞。22回目の今年は、416点の応募から25組の作家が入選しました。

岡本太郎賞を受賞してあいさつする檜皮(ひわ)さん

 最高位の岡本太郎賞を受賞したのは、大阪府出身の檜皮(ひわ)一彦さん。受賞作品は大量の車いすが積み上げられ、光や音楽が飛び交う。肢体に障害がある檜皮さん自身が、健常者と同じ動きで映る動画も。檜皮さんは「『hiwadrome』(ヒワドローム)は愛。一方的な愛を受け取ってもらえたら」と思いを話していました。

 作品展では入選作家によるギャラリートークなど、関連イベントも不定期で開催。詳細は同館ウェブサイトへ。

開催日

2019年2月15日(金)~2019年4月14日(日)
9時30分~17時(入館16時30分まで)

住所

神奈川県川崎市多摩区 岡本太郎美術館

費用

観覧料
一般:700円
高・大学生・65歳以上:500円
中学生以下は無料

問い合わせ

岡本太郎美術館

電話

044-900-9898

044-900-9898

ホームページ

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公開日:2019-04-05

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