葉山町にある長運寺(長柄615、遠藤陽仁住職=人物風土記で紹介)が5月1日(水)、改元にあわせて「八千枚大護摩供」を行う。午前8時から午後4時頃まで。
これは、同寺本尊である不動明王の真言を唱えながら、約8時間かけて8千枚の護摩木を焼き、所願成就を祈願する真言密教の難行。
「御用邸ゆかりの町にある寺として、真言宗の僧侶としてできることを探していた」という遠藤住職。「この機会に地域の皆さんが、新しい時代へ思いを馳せたり、護摩の迫力を感じていただければ」と話している。現在、護摩木の奉納(3千円〜)も受け付けている。
「福の市」も同時開催

1月に開かれた第1回「福の市」の様子
また当日、境内では午前10時から午後4時まで、「美味しいもの・こだわりの手作りマーケット」をテーマにした第2回「福の市」も開かれる。夕凪亭、バーンレイ葉山、ダーク・アーツ・コーヒー・ジャパンなど地元の飲食店のほか、革製品や寄せ植え、犬首輪などの物販、子ども向け砂絵のワークショップなど20以上のブースが設けられる。
遠藤住職は「お祭りのように、地域の人が集い、家族で楽しんで欲しい」と話している。