環境問題や社会問題をテーマにした良質な映画を紹介している市民グループ「16ミリ試写室」では6月16日(日)、障がいのある女性と家族の日々を撮り続けたドキュメンタリー『やさしくなあに 〜奈緒ちゃんと家族の35年〜』(2017年制作)の上映会を開く。
作品の主人公は、てんかんと知的障がいを併せ持つ奈緒ちゃん。彼女の叔父にあたるドキュメンタリー映像作家の伊勢真一氏が8歳の正月からカメラを回し始め、元気に成長する少女期、母親が立ち上げた地域作業所での活動、グループホームで自立生活を送る今に至るまでの35年間をありのままに記録した。今作がシリーズ第4弾となる。
上映後には伊勢監督のトークもあり、作品に込めたメッセージ、撮影秘話などが聞ける。会場は深田台の横須賀市文化会館大ホール。午後1時30分上映開始。チケットは前売り800円(当日1000円)。販売は大滝町の品川文化堂ほか。問い合わせは16ミリ試写室(松澤さん)【携帯電話】090・2901・0862