油彩や水彩、版画、彫刻作品などが並ぶ「YB公募展」が今月8日(土)まで、深田台の横須賀市文化会館で開かれている。
主催の横須賀美術協会は1941(昭和16)年に発足した、全国屈指の歴史ある美術団体。今回で79回目を数える展示会では一般公募者からの作品を中心に152点の力作が一堂に会している。最高賞となる「YB賞」には、北野昌則さんの水彩画「休日のどぶ板通り」。何気ない日常風景を切り取り、写実的に表現した。会場では平面画のほか、クジラを模した大掛かりな立体作品なども鑑賞できる。
薬王寺さんの土器作品も
昨年末、田浦泉町に誕生したアーティスト村で制作活動を行う土器作家の薬王寺太一さんも出品。「re-QUARK」と題した球体の土器は「素粒子、物の誕生」といったイメージを表現した作品だという。
同館1階展示室と3階市民ギャラリーを会場に、午前10時から午後6時(8日は4時まで)、入場無料。
詳細は横山さん【携帯電話】080・5200・1199