今年10月に開館20周年を迎える川崎市岡本太郎美術館。およそ60回の企画展を振り返る20周年記念展「これまでの企画展みんな見せます!」が、7月13日から始まる。
川崎市は生前の岡本太郎氏から2千点におよぶ主要作品の寄贈を受け、美術館を創設。常設展示のほか、太郎作品の芸術性を探るものや岡本氏が交流した作家、芸術と社会との関わりをテーマに企画展を開催してきた。
「岡本太郎・縄文から現代へ」
記念展では10月14日までを前期とし、代表的な作品や資料を展示。「岡本太郎・縄文から現代へ」と題して、岡本氏の多面的な活動などを紹介する。20周年にあたっては、地元企業や団体がうちわでPRするなど、地域一体でムードを高める。担当学芸員の大杉浩司さん=人物風土記で紹介=は「自治体の美術館は地元の人に愛されなければ。盛り上げていただき本当に感謝している」と話す。
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