観光をバリアフリーの観点から考えるシンポジウム「市民がつくるバリアフリー観光」が9月23日午後2時から横浜ワールドポーターズ6階のイベントホールで行われる。主催はNPO法人「横濱ジェントルタウン倶楽部」と認定NPO法人「横浜移動サービス協議会」。
多様な来街者を
横浜がラグビーW杯や東京五輪・パラリンピックの舞台となる機会をとらえ、多様な来街者を受け入れるために、何が必要か、障害があっても行きたくなる地域にするにはどうするかを考える。
副市長ら語る
前半はバリアフリーに関する国の施策や全国の動向が報告される。後半は横浜市の荒木田百合副市長やバリアフリー旅行・介護旅行を専門に手掛ける「あ・える倶楽部」代表の篠塚恭一さん、横浜シティガイド協会理事の嶋田昌子さんらによるパネルディスカッションがあり、横浜に求められることを考えていく。
主催者は「市民や組織がお互いに連携を深め、できることから始めるきっかけにしたい」と参加を呼び掛ける。同法人は9月14日の日枝神社例大祭の大神輿巡行でも見学などを行う「バリアフリー散策」を企画した。
参加無料。定員130人。問い合わせは横濱ジェントルタウン倶楽部事務局【電話】045・681・3877。