川崎市は「低CO₂川崎ブランド」の認定企業を発表した。大賞には㈱アイ・ビー・エス(中原区・矢野智之代表取締役)のタイルカーペットの洗浄サービスと㈱イスズ(中原区・鈴木和彦代表取締役会長)のトレーラーハウスが選ばれた。
㈱アイ・ビー・エス
アイ・ビー・エスのサービスは、タイルカーペットをはがして専用の洗浄装置で丸洗いすることで新品同様にリセット。カーペットの寿命を延ばすことでコストやCO₂削減につなげている。
㈱イスズ
イスズのトレーラーハウスは太陽光発電システム、蓄電池、太陽熱温水器を備え、エネルギーの自給自足を実現。化石燃料由来の電気やガスを使用しないことでCO₂排出量を削減している。
「低CO₂川崎ブランド」とは?
同制度は、地球温暖化対策の一環として低炭素化に向けた川崎発の製品・技術等を認定。市や川崎商工会議所、市産業振興財団などで構成する「低CO₂川崎ブランド等推進協議会」(足立芳寛会長)が認定を行っている。2009年度から昨年度までに85件の製品・技術等が認定され、今年度11社12製品・技術等が選ばれた。
認定結果発表会は11月13日、カルッツかわさきの「第12回川崎国際環境技術展」で行われる。
問合わせは、市環境局地球環境推進室(☎044・200・3872)。
このほか認定された企業【】内は製品・技術等
- ㈲研精工業所【KSリーマ】
- JFEスチール㈱東日本製鉄所(京浜地区)【高耐食性溶融めっき鋼板『エコガルNeo®』】
- ㈱JERA川崎火力発電所【MACCⅡ(More Advanced Combined Cycle Ⅱ)】
- 田代精工㈱【アルミニウム加工用新形状エンドミル(TSK-mill 2DLCAL)】
- 東芝インフラシステムズ㈱小向事業所【PAR-16型 精測進入レーダー装置(TW4494)】【自動荷降ろし装置(RD-1000)】
- 東芝キヤリア㈱【スポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR」】
- ㈱ニクニ【マイクロバブルジェネレーター】
- 富士通特機システム㈱【発火監視通報システム】
- マサキ産業㈱【4SクリンNEW】