松田山西平畑公園から徒歩5分ほどの畑に2019年10月に「コキアの里」が開園しました。
この「コキアの里」は、2019年春から、松田町内で飲食店を経営する飯田勝宏さん(74)ら有志のメンバーが主体となり、7月に植樹イベントを行うなど準備を進めてきたもので、園内では250株のコキアをはじめ、キンギョソー、ベコニア、インパチェンスなど6種類、約2000株の花々が咲き、視線の先に広がる足柄平野や富士山との絶景も楽しめます。
コキアとは
コキアは和名がホウキギと言われる、1年草。春に種をまくと夏には色鮮やかな緑の葉を茂らせ、秋には赤く紅葉します。その姿は、剪定しなくてもふんわりと丸くかわいい形に育ちます。和名のホウキギの通り、紅葉後の茶色くなったコキアでホウキを作ることもできます。
初開催『コキア紅葉まつり』
10月上旬に紅葉し始め、中旬には見頃を迎えるコキアに合わせ、2019年10月13日には『コキア紅葉まつり』が開催されました。時間は午前11時から午後3時。当日は、キノコ汁や飲み物の振る舞いも。
開園に合わせて飯田さんらは竹のベンチも併設。「高齢者や子ども連れの方たちにも安心して来てもらいたい。ハイキングの方たちは休憩もできますよ」と誰でも気軽に大自然を満喫できるスポットに仕立てられました。「いつでも見られますから皆さん一緒に秋の松田山を楽しみましょう」と来園を呼びかけています。
当日の様子はコチラ
アクセスは西平畑公園駐車場から徒歩約10分。公園の駐車場を利用する場合は500円(土日祝・平日無料)。コキアの問い合わせは飯田さん【電話】090・8871・6464へ。