秦野戸川公園「YAMA CAFE 」アウトドアの拠点目指す【2月8日にオープン】

秦野戸川公園「YAMA CAFE 」アウトドアの拠点目指す【2月8日にオープン】

戸川公園のレストハウス

 秦野戸川公園内の「レストハウス」が、2月8日から「YAMA CAFE」としてグランドオープンする。運営を行うのはNPO法人丹沢を愛する会(山本哲史理事長)。飲食物・登山グッズ販売やイベントの実施など、アウトドアの拠点としての施設づくりを目指す。現在、仮オープンとして土・日・祝日限定で営業している。

秦野戸川公園「YAMA CAFE 」アウトドアの拠点目指す【2月8日にオープン】

仮営業中の店内

 同レストハウスは1997年から2018年2月まで、飲食店兼売店「どんぐりハウス」が営業していた。閉店後に市が県から施設を借り受け、プロポーザル方式で事業者を公募。同年11月にエコーライフ株式会社が運営するコンビニチェーン「ポプラ」が3年間の契約で開店した。

 しかし、昨年9月末に「会社の経営上の理由」として同社が撤退。来園者の利便性向上や観光の活性化を図るため、市は再びレストラン事業の公募を行った。

 プロポーザルに手を挙げたのは、丹沢の環境保護や魅力発信、地域社会との融和などによって活力あるまちづくりのための活動を行う「NPO法人丹沢を愛する会」。昨年12月初旬のプレゼンで「戸川公園にふさわしいコンセプトか」「公園利用者や登山者へのニーズを捉えたサービスか」など5項目で審査が行われ、基準を満たしたとして選定された。

 市観光振興課では、「今後は戸川公園で開催されるイベントなど市の観光事業と連携することで、より集客を増やしていければ」と話す。

丹沢の魅力発信へ

 YAMA CAFE正式オープンは2月8日だが、契約開始となる今月から土・日・祝の午前6時半から午後7時に仮オープンしている。契約期間は2022年12月31日までで、2月8日以降は平日午前9時から午後5時、土・日・祝は午前6時半から午後7時まで営業(月・木休み)。

 店内ではカレー、うどん、焼き鳥など軽食を中心に、アルコール類やソフトドリンクを販売。ヘッドライトや乾電池など山用の装備品も扱っているほか、名水はだの富士見の湯(曽屋)との連携も行っている。

 また、来店者にアンケートを取りニーズの聞き取りも実施。正式オープン後は要望が多い山用品のレンタルを検討している。地場産品やジビエを活用した「ここでしか食べられない、飲めないメニュー」の開発・提供も予定しているほか、山の歩き方教室や初心者向けハイキングプラン作成、同会が立ち上げる「丹沢活性化プロジェクト」の拠点としての活用など、丹沢の新たなアウトドアの拠点機能も充実させていくという。

 「手ごたえは感じているので、市内外、県外に丹沢の魅力を発信できる安心・安全な山の拠点としての役割を担っていきたい」と、山本理事長は話している。

住所

神奈川県秦野市秦野戸川公園

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