３密避け「立ち飲み夜市｣7月20日に
地元のキッチンカーが並び、３密を避けた形で食事を楽しんでもらおうと今年３月に始まった「機動湘南グルメ市場」。７月20日には、お酒を片手に食事を楽しむ「立ち飲み夜市」を初開催するなど、ウィズコロナでの運営を模索している。
初開催された立ち飲み夜市の会場は、レストランなんどき牧場の駐車場。６台のキッチンカーが並び、同店の揚げ物をはじめ、ホットドックやカレー、タコライスといった商品が並んだ。
これまではテイクアウトを推奨してきたが、今回は「屋外型フードコート」というコンセプトで実施。アルコール飲料も提供し、その場での飲食を可能にしているが、長時間滞在しないよう基本的には「立ち飲み」形式にした。「新しい生活様式」に合わせたスタイルだ。訪れた40代の女性は「密にならない場所で、お酒と食事を楽しめるのはうれしい」と話す。
会場のなんどき牧場にも新たな変化が。今月から木造のオープンテラスが設置され、今回も飲食の提供空間として活用された。「グルメ市場」の開催日以外でも、昼はフードコート、夕方以降はビアガーデンとして活用させていく。
市や民間企業と協力
「グルメ市場」は３月の初開催以来、内容を変化させながら継続してきた。緊急事態宣言の発令時は、市と協力し公民館等の駐車場を活用。またドラッグストア・クリエイトＳＤの市内２店舗（みずき店・円蔵店）の駐車場に今後出店することが決まった。
継続してきた理由について、発起人の早坂幸一さん（57）は「屋外の買い物が安心という方が一定数おり、必要とされているのでは」と分析。当初からボランティアとして関わる内田亜矢子さん（47）は「スーパーではなかなか選ばないようないろんな食事に出合える魅力がある」と話す。
今後の予定
今後の予定は次の通り。
- 第２・３火曜16時〜20時…なんどき牧場（今宿１０２４）
- 最終木曜15時〜18時…なんどき牧場
- 第３日曜11時〜14時…ＦｉｎｅＶｉｌｌａｇｅげんき村（菱沼１の４の７）※クリエイトＳＤみずき店・円蔵店は日替わりで16時〜19時ごろ出店予定。
問い合わせは早坂さん【携帯電話】０９０・３８１０・４５２３へ。
以下、6月の記事です
新型コロナの感染リスクを避けるため、屋外かつテイクアウト形式で複数のキッチンカーが飲食を販売する「機動湘南グルメ市場」。緊急事態宣言は解除されたが、新しい生活様式のひとつとして継続される。６月中の予定は次の通り。
- 6月21日（日）午前11時〜午後２時／ＦｉｎｅＶｉｌｌａｇｅげんき村（菱沼１の４の７）
- 6月25日（木）午後３時〜６時／なんどき牧場（今宿１０２４）。変更の可能性あり。
「３密を避けたナイト市場なども実施し、地域活性化に貢献できれば」と企画者の早坂幸一さん。
現在、自治会や企業の空きスペース、ボランティアスタッフを募っている。問い合わせは早坂さん【携帯電話】０９０・３８１０・４５２３へ。
以下5月の記事です
新型コロナの感染リスクが高くなるとされる密閉・密集・密接の”３密”を避け、屋外かつテイクアウト形式で複数のキッチンカーが飲食を販売する「機動湘南グルメ市場」。３月下旬に市内で初開催して以来、開催場所を広げている。
５月９日に開催された鶴嶺東コミュニティセンターでの様子
４月には伊勢原市や小田原市で実施。さらに５月からは、市内公民館の駐車場でも催される予定だ。企画者の早坂幸一さん（57）＝人物風土記で紹介＝は、「家の近くにスーパーがない方からは『とても助かる』という言葉もいただいている。今後も続けていきたい」と話す。５月下旬までの予定は次の通り。
- 5月3日（日）…ＦｉｎｅＶｉｌｌａｇｅげんき村（菱沼１の４の７）
- 5月4日（月）…たかすなヴィレッジ（東海岸北１の２の４）
- 5月9日（土）…鶴嶺東コミュニティセンター（西久保１８０）
- 5月10日（日）…香川公民館（香川１の11の１）、南湖公民館（南湖６の15の１）
- 5月12日（火）…なんどき牧場（今宿１０２４）
- 5月16日（土）…鶴嶺東コミュニティセンター（西久保１８０）
- 5月17日（日）…ＦｉｎｅＶｉｌｌａｇｅげんき村（菱沼１の４の７）、南湖公民館（南湖６の15の１）、香川公民館（香川１の11の１）
- 5月18日（月）…南湖公民館、香川公民館
- 5月19日（火）…レストランなんどき牧場（今宿１０２４）
各午前11時から午後２時。変更の可能性あり。問い合わせは早坂さん【携帯電話】０９０・３８１０・４５２３。
５月中は、茅ヶ崎市が場所を提供。毎週日曜・月曜に南湖・香川両公民館で、毎週土曜には鶴嶺東コミュニティセンターの駐車場で実施している。
以下は4月の記事です
新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次ぐ中、地元有志が地域活性に立ち上がった。複数のキッチンカーが茅ヶ崎市内各所を巡回。屋外かつテイクアウトという販売形式で、密閉・密集・密接の”３密”を避けた「市場」をつくる。
テイクアウトのみ「機動湘南グルメ市場」
「機動湘南グルメ市場」と名付けられた企画の発起人は、ひばりが丘在住の文筆家・早坂幸一さん（57）。これまで市内でさまざまな催しを企画しており、関わりのあった湘南地域の飲食店に声をかけて実現した。
３月26日には、今宿のレストラン「なんどき牧場」が定期開催するマルシェにあわせるかたちで、試験的に初開催。揚げ物のほか、カレー、地場野菜、鮎の塩焼きなど７つのキッチンカーが並んだ。来場者が密集・密接しないよう、食品はすべてテイクアウト形式で、テーブルなどは置かない工夫がなされた。
工夫して安全なにぎわいを
Ｋｉｔｃｈｅｎ７５３（キッチンナゴミ）の福岡賢次さん（52）は「イベント中止は打撃が大きい。こういう場はありがたい」とコメント。早坂さんは「今後もさまざまな場所で継続し、工夫を凝らしながら安全な形でのにぎわい創出につなげたい」と話した。
４月５日（日）と12日（日）は「FineVillageげんき村」（菱沼１の４の７）、７日（火）は「なんどき牧場」（今宿1024）の駐車場で開催予定。
各午前11時30分から午後３時30分。変更の可能性あり。（問）早坂さん【携帯電話】０９０・３８１０・４５２３
