都心から車で約1時間の神奈川県秦野市。表丹沢登山の玄関口でもある県立秦野戸川公園内に2020年6月21日(日)午前10時に、秦野市営の屋内型ボルダリング体験施設「はだの丹沢クライミングパーク」がオープンしました。隣接する県立山岳スポーツセンターにはリードと新たにスピード施設が設置され、ひとつの拠点で何と五輪全3種目を体験できるという神奈川唯一および国内有数の施設に!“山岳スポーツの聖地”秦野の新名所を紹介します。
人工の壁面を登るスポーツクライミング「ボルダリング」。一足早く内部潜入をしてきたので、はだの丹沢クライミングパークの気になるアクセスや料金、駐車場など基本情報を、写真を交えて紹介します。
気になる駐車場や利用料金は?
まずはアクセス情報です。都内や神奈川県内から車で来る場合は、東名高速「東京I.C」「横浜青葉I.C」から、はだの丹沢クライミングパークまでは約1時間で到着です。そう、秦野は意外と近いんです!
所在地:神奈川県立秦野戸川公園内(山岳スポーツセンター隣)
車:東名高速「秦野中井I.C」より25分、国道246号「堀川入口」より10分
電車:小田急小田原線「渋沢駅」北口下車
バス:小田急小田原線「渋沢駅」北口「02」系統、「大倉行き」バス終点より徒歩7分
土日祝10時間まで530円!諏訪丸有料駐車場利用を
特に駐車場は気になる情報ですよね。施設の専用駐車場はありません。三ノ塔、塔ノ岳登山口の「諏訪丸有料駐車場」を利用しましょう。駐車場から、はだの丹沢クライミングパークまでは徒歩約3分です。
- チェック情報 平日・土日祝ともに30分まで無料。土日祝10時間利用しても530円。秦野戸川公園内はBBQ場や巨大遊具、公園内を流れる水無川で水遊びもできます。ボルダリングを満喫した後も、秦野戸川公園で思い切り遊んで帰れそう!
未就学児は無料!利用料金をチェック
秦野市営施設とあって、良心価格で未就学児は無料なのも嬉しいですね。なお、レンタルシューズは別途200円。サイズは19センチから29.5センチが用意されています。
対象/1時間利用/1日利用
未就学児/無料/無料
小学生・中学生/200円/700円
高校生・大学生/300円/1,000円
一般/500円/1,600円
- チェック情報 利用する際は『利用者登録』が必須(無料!)。また、「ボルダリングは初めて」という方は、30分程度の初心者講習会があるので安心を。
雨の日もOK!予約不要で屋内ボルダリング
はだの丹沢クライミングパークは、屋内型でお天気に左右されず楽しめるのが魅力。しかも、透明パネルシャッターの開閉により、“密”を防いだ開放的な施設にチェンジ。バックには丹沢が広がる絶景スポットに佇む施設です。
- チェック情報 コロナ感染防止のため、ボルダリングルームに同時入場できる人数は概ね25人までといったルールも。
高さ約5m×幅20mのボルダリングウォールが2面あります。東京2020オリンピックスポーツクライミング競技の代表選考会を兼ねて2019年8月に開催された「IFSCクライミング世界選手権八王子大会」と「2016希望郷いわて国体」で実際に使用されたボルダリングウォールが移設されてきました。
- チェック情報 営業時間は午前9時から午後9時。休館日は毎月第3月曜日※その日が休日の場合はその翌日年末年始:12月29日から1月3日まで。
というわけで、国内外のトップ選手達が挑んだウォールで天気に左右されず、いつでも気軽にボルダリングを楽しめます。小さな子どもから初心者、上級者と幅広い方々が楽しめるボルダリング施設です!
- 詳細情報は秦野市HPでチェック。
五輪全種目を制覇!リード&スピード施設が隣接
そして、こちら。隣接地にリードとスピード施設が見えます。はだの丹沢クライミングパークの脇道を歩いて数十秒…。
じゃん!取材当日は、お天気に恵まれ、圧巻の景色が飛び込んできました。1カ所でスポーツクライミングの全3種目が体験できるのは、県内ではここ県立秦野戸川公園だけです。
①ボルダリング(新設):人工壁を登って子どもから大人まで気軽に楽しめる。
②スピード(新設):高さ15mの壁を登るタイムを2名で競う。世界記録は5秒台。
③リード:高さ15mの壁を制限時間6分以内にどこまで登れるか?高度を競う。
- スピード・リード施設の詳細は県立山岳スポーツセンターHPでチェック。
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜日
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