日産自動車株式会社は8月1日、「ニッサンパビリオン」を同社本社近くのみなとみらい6丁目にオープンした。
同所は、同社の電動化・自動運転化の技術などを体験できる施設。来年発売予定の新型電気自動車「ARIYA」などの展示をはじめ、同社が参戦する電気自動車のF1「Formula E」のレースのバーチャル体験ができる。見えないものを可視化する技術を駆使したコンテンツ「NAOMI BEATS」では、テニスの大坂なおみ選手とバーチャルでラリーすることができ、子どもから大人まで幅広い年代の来場者が楽しむ様子が見られた。
そのほか運転支援技術「プロパイロット」、サービスやコミュニケーションの可能性を広げる「コネクティビティ技術」など同社の技術や取り組みを題材にしたエンタメ体験ブースも。このブースでは技術の進化によって生まれる物語や、同社のビジョンなどをムービーやアートで表現している。また会場内には同社が目指すエネルギーのエコシステムを導入したカフェを併設し、地産地消にこだわり開発したメニューが用意されている。同社の担当者は「日産が描く未来のモビリティ社会をご体感頂けます。ぜひ遊びにいらしてください」と話す。
同所は10月23日まで期間限定でオープン。入場無料。営業時間は午前11時(土日祝日10時)から午後7時まで。