国道1号線の沿道約1Kmの緑化活動を行う団体「鶴見みどりのルート1を作る会」が、12月25日まで会員企業の敷地などに、サンタの絵が描かれた枝を飾っている。
木曽路鶴見寺尾店や聖ヨゼフ学園といった沿道の企業などからなる同団体。このイベントは3年前から住民に絵を描いてもらって飾る参加型企画として実施してきた。使われている枝は、会員の田口園芸(株)が工事などで伐採したもの。
これまでは、ライフ鶴見店の前で一日のイベントとして実施されてきたが、今年は密を避けるため方法を検討。スターバックスコーヒー横浜鶴見店横の駐車場に用意された枝を持ち帰って各々が絵を描き、完成品を提出するやり方にした。飾りつけを行った11月30日には、例年よりも多い50を超える枝サンタが集まり、各店舗前などに配置された。
試行錯誤の末
実施までには、人数制限や仕切りを作るなど様々な案が出たという。木材に描ける塗料を検証するなど、試行錯誤しながら企画を詰めた。
同会は「考えればいいアイデアが出てくる」とし、「今後もこの方法でやるのも面白いかもしれない」と話した。