稲毛神社(川崎区宮本町/市川緋佐麿宮司)で元日から7日に開催される「有名人慈善絵馬展」。現在、同神社には芸能人や声優、歌手、画家、政治家など各界の著名人から趣向を凝らした直筆の絵馬が、続々と寄せられている。
新春の恒例行事として例年、参拝者を楽しませる絵馬展。今回は約250点の色とりどりの作品が展示される。
川崎市ゆかりの著名人も多数
今年は、新型コロナ感染症の早期収束を願うメッセージや、疫病を鎮める言い伝えがある江戸時代の妖怪「アマビエ」が描かれた絵馬も多い。タレントの毒蝮三太夫さんは「コロナ終息 日々平安」、川崎競馬・神奈川県騎手会会長の今野忠成騎手は「疫病退散の願いをレースに込めて」とメッセージを寄せた。
川崎市ゆかりの著名人からも多くの絵馬が届いている。川崎市市民文化大使のバイオリニスト・大谷康子さんは「音楽のちからで世界はひとつ♪」、福田紀彦川崎市長は「愛郷」と想いを込めて揮毫した。
この他、サッカーJ1・川崎フロンターレや、バスケットボール男子B1・川崎ブレイブサンダースの選手らの作品もある。
お気に入りは入札で
気に入った絵馬は入札可能で、最高価格の人が落札できる。収益金の一部は東日本大震災の復興支援や、新型コロナと闘う医療従事者への支援に充てられる。稲毛神社での展示終了後、1月9日(土)から31日(日)までは、川崎モアーズ(川崎区駅前本町)でも見ることができる。