公・民・学連携でまちづくりに取り組む「アーバンデザインセンター・茅ヶ崎」(高見澤和子センター長)が8月から制作を進めてきたバーチャルまち歩き体験サイト「景観まち歩き10選」が完成し、全てのコースが公開された(【URL】https://sites.google.com/view/udcc/landscape)。
同サイトは、コロナ禍で外出自粛が続く中、「これまでの活動の成果を活用して、社会貢献ができないだろうか」と企画・制作。単なる「スポット巡り」ではなく、自然や歴史、生活に焦点を当て、まちの成り立ちや暮らしを読み解ける10コースを厳選した。
メンバーが長年、調査・研究してきた下寺尾官衙遺跡群をはじめ、河童徳利、茅ヶ崎八景など、それぞれの推奨ルート(5Km程度、2〜3時間)と、主要スポットが写真や解説を交えながら紹介されている。
さらに、オンライン(グーグルマップとユーチューブ)を活用し、バーチャルでのまち歩きの体験が可能に。自宅に居ながらにして実際のルートや建物、景色などを疑似体験できるツールとなっている。