RareA営業の好事例①「特設ページ」切り口に大型受注を目指す!~”特設クイーン”澤井美穂さん(秦野編集室)

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 営業企画推進委員会Bでは、RareAの販売促進にむけて営業の好事例をご紹介していきます。今回は、自治体や商工会議所から「特設ページ」や、それに関連した受注で目覚ましい掲載外売上を叩き出している秦野編集室の澤井美穂さんに、受注のポイントや編集室の取り組みについてお話を伺いました。

レアリアは「レポート」だけじゃない

 レアリアのサービスには、皆さんおなじみの「レアリアレポート」だけではなく、自社ホームページのように情報発信ができる「特設ページ」があることも忘れてはなりません。秦野編集室は、この特設ページで次々と大きな受注を獲得しています。

  • 「レアリアレポートはもちろんですが、この『特設ページ』の作成もかなりお得感があり、スポンサーの方に喜ばれる良い商材」と澤井さんは話します。

そこで実例をもとに、特設ページの魅力と営業のポイントを教えてもらいました。

「特設ページ」って?

 特設ページとは、レアリアのサイト内に、独自のページを構築できるサービス。サーバーやドメイン設定なしに、自社ホームページのように情報発信ができます。テンプレートを使用して簡単に作れるものから、完全オリジナルのフルオーダーも行えます。

実例紹介:「はだのLINEでつながるスタンプラリー」

澤井さんが直近で手掛けたのが、テンプレート使用の「はだのLINEでつながるスタンプラリー」

対象の記事がありません。

 企画の概要のほか、参加各店の情報も一覧で見られます。お祭りなどイベント全般に応用できるフォーマットを使用して作成されました。テンプレート形式は15万~(※)作成可能です(※コンテンツ作成料は別途で、月額管理料が発生します。このスタンプラリーのページは41万5000円で作成されました)

  • 「もともと先方がホームページを希望していても、特設ページの事例を紹介すると『これで充分』と思ってもらえるケースが多い」と澤井さんは話します。

受注の背景

 澤井さんは、市・商工会議所への営業を進める中で「ゼロからスキームを構築し、Webと連動した新たなことをしたい」と企画段階で依頼をうけて、実行委員会に参加する形であらゆる販促ツールを提案しました。

提案時に強調したポイントは2点

①ホームページとして代用できるページが、ホームページより安く作れる
②すでに多くのアクセスのある「レアリア」内のページなので拡散が見込める

 この2点は「レポート」の営業にも共通している点です。今回はレアリアの特設ページのほか、紙面(全面広告)・ポスター・はがきなど一挙受注しました。(受注総額128万7100円)

 デザインを統一する必要があったため、複数の業者に依頼するよりもタウンニュースであれば同時進行で様々なツールの制作が進められることも決め手となりました。企画の核となるLINEについても、LINE社のセミナーを受講して知識を身に付けたことで「Webのことを任せられる存在」と全幅の信頼を得ました

 さらに役所内のヨコのつながりで「タウンはWebもやってくれる」と評判になり、他の部署からの問い合わせや受注にもつながっています。

すぐに役立つ!「特設ページ営業」3つの心得

 最後に、澤井さんから今すぐ役立つ「特設ページ」営業3つの心得を伝授してもらいました。ぜひご一読を!

①百聞は一見に如かず!

興味ありそうでもなさそうでも、iPadで特設ページをみせてみる。
 話の中で「特設ページできそうかも?」と思ったら、先方に興味がなくても、似たようなページを見せるようにしています
 ざっくりテンプレート40万円、フルオーダー100万円と予算感を覚えておくとなお良し。
☆常に公開中の特設ページはどんなものがあるのか、チェックしておくと良いでしょう。
 

②パソコン苦手でも大丈夫!タウンが全部やります。

 WEBに苦手意識のある方から特設ページの受注をするには、この営業トークが一番効きます。「更新内容をファックスで送ってくれれば、タウンで全部やりますよ」というと、かなりの割合で「それなら…」と検討に入ってくれます。

③何でもできます!営業トークにとにかくこのセリフを混ぜる

 まだタウンニュースは紙面のみという意識が強く、「WEB、グッズ、冊子、動画なんでもできます」というセリフを会話の中で最後に突っ込むと相手が興味を持ってくれます
 また、特に役所関係は仕事増えるの嫌がるので、「タウン1カ所に言えば、全部通じる」は魅力。地元業者とのしがらみもあるので、地元業者への発注をまぜながらということも意識しています。

秦野編集室の取り組み~掲載外受注への工夫

 これほどの実績の背景には、秦野編集室全体での営業の工夫がありました。

①日ごろの営業での「種まき」

 LINEの事例のように、企画段階から主導できているのが秦野編集室の特徴で、これは日ごろの営業の賜物。編集室では役所各課や団体に、Webまわりのお困りごとも相談してくださいと普段から声かけをしています。次年度予算を策定している秋には「次年度は、このレアリアを活用した企画にしませんか」と、とくに力を入れて種まきをしているそうです。

②進行表で一元管理

 秦野編集室の売上整理進行表には「掲載外仕掛け中リスト」のタブがあり、ここで編集室全員が「妄想中~仕掛け中」などの営業の進捗を「見える化」しています。「秦野は人数が少ないが、ここを見れば何かヒントが得られる。先方担当者の情報も入っているので、人事異動などがあっても対応できる点でとても有効」と澤井さんは話します。

③レアリアで「秦野ページ」作成

 秦野編集室がこれまで作成してきた特設ページやレポート記事をまとめたページを作成。すると市役所から「秦野の魅力が詰まっているページだ」と絶賛され、市の公式LINEでレアリアを拡散をしてくれたそうです。

支社の応接室にも…

 秦野支社の応接スペースは、掲載外グッズが多数展示されていました。取材で訪れた人も、この展示をきっかけに興味を持ってくれることもあるそう。こうしたぬかりない工夫からも、支社の姿勢が感じられました。

まとめ

  • 「レポート」だけじゃない、「特設ページ」の特徴も理解を
  • 「WEB、グッズ、冊子、動画なんでもできます」はマストで伝える
  • 先手先手の戦略的な種まき~提案をチーム一丸で

<了>

公開日:2020-11-18

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