第31回「全国花のまちづくりコンクール」の受賞者が先月発表され、生田8丁目のフラワーガーデンを整備する五反田自治会が奨励賞(審査委員会賞)に選ばれた。
同自治会は今年6月、川崎市の「わがまち花と緑のコンクール」で団体部門の大賞を受賞。市の推薦で全国に進み、1031件の応募者から奨励賞11件の一つに選出された。全国の大賞は5件、優秀賞は11件だった。
五反田川沿いに約70メートル、年間千本以上の花が並ぶフラワーガーデン。自治会ではここを拠点に、会員の写真展示や地元保育園・小学校との交流も続けてきた。花壇の手入れを担って8年目の堀口貞二三さんは「認められてうれしい」と受賞を喜び、「大きく育ったコキアがもうすぐ赤くなる。紅葉を楽しんで」と見頃を語った。
吉田輝久会長は、草木が生い茂っていた場所を花壇に整備した歴史を振り返り、「受賞は自治会の皆の励みになる。今後も力を合わせて盛り上げたい」と気持ちを新たにした。