麻生区区制40周年記念事業「あさお区民まつり」が10月9日、区役所広場などで開催され、多くの人出で会場はにぎわいをみせた。
今年で40回目を迎えた区民まつり。3年前は悪天候で、以降コロナ禍で2年連続で開催を見合わせ、4年ぶりの開催となった。
当日は、区役所前の道路で19団体が参加してパレードがスタート。その後、区役所広場に設けられたステージで開会式が行われた。宮野敏男実行委員長は「まつりを楽しんだ子どもたちが、大人になって次の区民まつりをつくっていき、心温まるふるさと・あさおをつくっていってほしい」とあいさつ。三瓶清美区長は「節目にふさわしい、しんゆりのまちがひとつになれる区民まつり。これからもさらなる麻生区の絆を深め、皆様と共に思い出に残る区民まつりにしてほしい」と来場者に呼び掛けた。
ステージでは、麻生区地域功労賞の表彰も行われた。2017年の立ち上げから、岡上の「岡の上カフェ」の中心メンバーとして活動している高井よしゑさん、海老澤君江さん、日生百合ヶ丘自治会で近隣の自治会と協力して学びの場を設けるなどの活動を行う中野忠直さんに区長から表彰状が贈られた。その後、40周年記念事業「あさおの未来を描く絵画展」の表彰式も行われた。
会場となった市民館ホールや新百合21ホールでは、区内の団体による踊りや音楽などの発表、展示が行われた。また区役所駐車場では、チャリティーバザーや初のキッチンカーなども出店。終日会場は盛り上がりを見せていた。