秋の夜空を大輪が彩る「ふじさわ江の島花火大会」=写真(藤沢市観光協会提供)=が10月7日(土)と20日(金)、片瀬海岸西浜で開催される。市や市観光協会などで組織する実行委員会が13日、発表した。
例年湘南の秋の風物詩として人気を集め、2018年には約3千発が打ち上げられ約8万5千人が訪れた。だが19年に片瀬江ノ島駅の改修やラグビーワールドカップの日本大会開催による警備体制の影響で中止に。20、21年は新型コロナ禍の影響で中止となり、昨年は4年ぶりに平日5日間に分散して限定開催した。
各日20分間、約900発
今年は来場者の安全を確保する観点から一極集中を避けつつ、誘客効果を高めようと土曜日を含む2日間での開催を決定。各日午後6時30分から20分間、約900発(最大号数4号玉)を打ち上げ、1日あたり2万人の来場者数を見込む。
同実行委は今年の開催形式について「来場者の安全を最優先に考慮した」と説明。来年以降については「混雑具合や経済効果のバランスを見て今後検討していく」としている。