最近、鶴見区内でも見かけることが増えてきた「シェアサイクル」のステーション。借りた場所でなくても自転車を返却できる便利な交通手段として人気が高まっています。
今回は、日常生活でシェアサイクルの活用法をご紹介。お買い物で行動範囲が広がったり、通勤・通学での便利な使い方を記者が体験してみました。
改めて「シェアサイクル」って?
シェアサイクルとは、1分~数時間など短時間のレンタルで自転車を共有するサービスです。スマホのアプリで予約をして、点在する無人のステーション(専用の貸出・返却場所)で原則24時間いつでも好きな時に自転車を借りることができ、終わったら別のステーションに返すこともできるのがメリットです。鶴見区内には44カ所(令和6年3月末時点)のステーションが設置されていて、駅の近くや商業地のほか、街中にも増えてきました。
「歩くには遠いけど、タクシーを使うほどでは…」で大活躍!
シェアサイクルの使い方として、例えば「毎日、満員電車がストレス」「自宅から数キロ先のホームセンターに行きたい」「気分転換にサイクリングしたい」といった場合にも最適です。近くのステーションで借りて、電動自転車なので坂道も気にせずラクラク目的地へ。今回は、シェアサイクルの便利な使い道を紹介します。
たとえば、平日の通勤・通学には!
①自転車なら電車やバスを待つ必要がなく、朝夕の満員電車・渋滞もない!また、駅まで行かなくとも会社まで直接いけることも!
②夜は飲み会だから行きはシェアサイクル、帰りはバスで!
③会社や学校の最寄りから一駅前で降りて、気持ち良い空気を吸いながらの通勤・通学も。
たとえば、休日の過ごし方には!
①買い物の行きはジョギング、帰りはシェアサイクル。電動アシストや大きなかごもついているので、荷物が重いときも安心(最大3㎏まで)。
②少し足をのばして、ずっと行きたかったところランチやスポットへ。
③鶴見川沿いサイクリングでリフレッシュ!
お財布にやさしいシェアサイクル!?
シェアサイクルを知る前は、「バスやタクシーの方が早いし、楽だし、安いのでは?」と思っていました。 実際に駅から約3㎞地点(鶴見区上末吉)から鶴見駅まで行くルートの時間や料金を比較してみました!
結論なんと!シェアサイクルの方が料金がお得になりました。 時間はバスよりも短く、タクシーともほぼ同じでした。バスやタクシーの待ち時間や渋滞も気にしなくていいから、安心ですね。 シェアサイクルを使うことで、環境やからだだけではなく、お財布にもやさしいことがわかりました。
取材後記
本当に気軽に借りられるので、普段自転車にあまり乗らない私でもお買い物に便利でした。通勤の帰り道では、気になっていたお店にフラっと立ち寄ったりもできました。お財布にもやさしいことが分かったので、これからもっと鶴見のまちめぐりを楽しんでみたいです。
次回は、鶴見区内の観光スポットめぐりでシェアサイクル活用法をレポートします。
詳しい利用方法などはこちらでご紹介しています。
利用方法は動画でチェック
自転車ルールを守りましょう!
自転車を利用する際の交通ルールを守って、安全に楽しく走りましょう。
- 乗車用ヘルメットをかぶりましょう。
- 事故を起こした場合には、必ず警察に連絡を。
- スマートフォン等を操作しながらの運転はやめましょう。
- 歩道は歩行者が優先で、自転車で歩道を通行できるのは、自転車通行可の標識があるときなどです。
- 自転車ルールの詳細はこちら!