<番外編>2024年のサマーキャンプに挑戦する小6女子の母「私が海外に興味を持ったきっかけ」

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<番外編>2024年のサマーキャンプに挑戦する小6女子の母「私が海外に興味を持ったきっかけ」

英語には興味なし

そもそも私は英語や海外に関して全く興味がなかった。生まれて初めて英語を勉強したのは中学校の授業の時。今のように小学生の時から英語の授業がある、なんて時代ではなかった。

初めて学ぶ英語の授業は楽しくて好きだった。内容もそれほど難しくなく実用的であったのと、先生が英語の有名な歌やことわざ等を紹介してくれたのが興味深かった。だが、だからと言ってそれ以上の関心があるわけではなく、学校の授業以外で英語を学習することは皆無だった。

高校生になってからは英語の授業の難易度が上がり、楽しむというよりは受験のため英語を勉強するといった具合だった。また、中学も高校も比較的部活に明け暮れた日々を送っていたこともあり、当然、英語とは無縁の生活を過ごしてきた。

食べることが大好きで食べ物の栄養にとても興味を持っていた私は、将来は食に関わる仕事がしたいと考えており、高校卒業後の進路として管理栄養士専攻のある大学に進学した。

  • 大学では友達にも恵まれ勉強やサークル活動などキャンパスライフを謳歌していた私がなぜ英語や海外に関心を寄せることになったのか?

妹がイギリスに留学

きっかけには、一つの出来事がある。私が大学生の時、高校生の妹がイギリスに一年間留学をした。春休みを利用して、母や親せきと一緒に妹の滞在先に遊びに行った時のこと。私は英語を全く話せず、ホストファミリー(妹はホームステイをしていた)とのやり取りや公共交通機関の手配など、妹が全てやってくれたことに大変触発を受けた。

中学校・高等学校で合計6年間も英語を勉強したはずの私。実際に何ひとつ役に立っていない。それからというもの、独学で英語学習のための教材などを使いながら英語の勉強を始めていった。

カナダでの語学研修

英語の学習を始めてから数カ月たつ頃、自分が進学した大学の掲示板に、夏期休暇を利用したカナダでの語学研修のチラシが貼ってあるのを目にした。バンクーバーの家庭に1カ月間ホームステイし、現地の大学キャンパスで行われる英語レッスンやアクティビティ、遠足等々の催しに参加する、というとても興味深い内容のプログラムであった。

これはチャンスだと思い親に相談をすると快諾してくれて、すぐに申し込みをした。当時の自分はこのプログラムの参加をよっぽど楽しみにしていて夢中だったのか、渡航前の事前準備についての記憶が全くない。必要な書類や荷物は山ほどあるので大わらわだったはずなのだが、、、、。

それゆえに、今回の娘のキャンプの準備にドタバタと慌ただしく追われている自分が不思議に思えてくる。

バンクーバーの学校では、ネイティブの先生による英語の授業や英語を使った音楽・ゲーム・遊び等のアクティビティが開催された。学んだ英語を実践するかたちで、生きた英語の学習をする機会に恵まれた。また、週末の遠足は様々な場所へと出かけた。ビクトリアへの一日旅行は博物館や公園を訪れ、カルタス湖ではピクニックを楽しんだ。

研修の最終の週にはオカナガンへの3泊4日旅行があり、カナダならではの大自然の中での乗馬、キャンプ、バーベキュー等を堪能した。その他、ウォーターパーク、ラフティング、グランビルアイランドでの買い物やグルメ等々、英語の学習以外の面でも様々な経験をさせてもらった。

カナダでは基本的に日本人の友達と一緒に過ごしたが、ホームステイや公共交通機関を使っての通学、スーパーでの買い物等、現地での生活を体験することで日本との文化の違いを感じることが多くあった。時にはハプニングにも見舞われることもあった。

英語については多少勉強をしてきたつもりではあったが、いざとなるとなかなか言葉が出てこないもので、もどかしさを感じることが多かった。また、間違っているのでは?と言葉を発することに躊躇してしまうこともあった。自分から話さなければ何の会話も始まらない。黙っていたら何も生まれない。カナダ滞在中、だんだん気持ちを切り替えていき、積極的に言葉を発するようになった。

そういった経験があるからこそ、間違いを恐れずにチャレンジ精神と向上心を持って進んでいくことの大事さは、今でも身にしみて感じている。

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住所

神奈川県横浜市

公開日:2024-07-30

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