梅本晋院長
同院の梅本晋院長は泌尿器科学会認定の泌尿器科専門医。神奈川県内の総合病院などで勤務後、県立がんセンターでは泌尿器科医長を務めた。
梅本院長が最も大切にするのは「患者さんとの信頼関係」。「常に患者さんが『もし自分の家族だったらどうするか』を念頭に置いて診療しています」と話す。
「これまでの診療を通し、病気の元はそれまでの食事と生活習慣にあると気づいた」と梅本院長。運動・睡眠不足や食事の偏り、飲酒・喫煙習慣などが血流障害や細胞の機能低下（老化）を引き起こし、長い年月を経て頻尿や腎不全、癌などを発症。自覚症状がない時期にいかに健康的な生活を送るかが鍵という。
「内臓機能が低下すると、薬が長期必要になり、薬を使っても症状が改善せず日常生活に深刻な影響が出る可能性がある」と警鐘する。人生１００年時代を迎えるにあたり、健康こそ最高の財産になるので、過不足のない「運動」「食事」「睡眠」を基本に、呼吸法やストレッチを通じて自律神経や姿勢を整えることなどが重要だという。
「禁欲的な生活になる必要はなく、将来病気で自分のやりたいことを制限されないために、バランスを保ちながら小さな積み重ねが大事」と梅本院長は語る。
