梅雨が間近に迫り、風物詩のアジサイが市内で見ごろを迎えている。大清水中学校前の「大清水境川アジサイロード」でも開花が進み、青や紫、ピンクなど色とりどりの大輪が道行く人の目を楽しませている。
同所では、大清水中学校前の鷹匠橋から藤沢清流高校前の大清水橋間、境川の片側約400mにわたり、アジサイが植栽されている。地元住民らが「景観づくりと通学路の彩りに」と川岸を整備したのが始まり。有志が「アジサイ里親」となって育てたものを2006年に植え、手入れを続けてきた。現在は中高生も維持管理に協力。毎年”こんもり”と色鮮やかな花を咲かせるアジサイの見どころとなっている。2日、立ち止まって写真を撮影していた大鋸在勤の男性は「妻がアジサイが好きなので、帰って見せようと思って」と笑みを浮かべた。
藤沢清流高で祭り
見ごろに合わせ、6月15日(日)に「第14回アジサイまつり」が開催される。午前10時30分から午後2時。小雨決行。荒天中止。会場は藤沢清流高校で、ステージ発表や模擬店、クラフト工作が楽しめる。主催する三者連携ふじさわ大清水心のかけはし会の担当者は「ぜひ見に来てもらえたら」と来場を呼びかけている。