「浪曲陰陽師 琵琶玄象」の初公演が7月12日(土)、小田原三の丸ホールで開催される。午後1時30分開場、2時開演。
小田原市出身の夢枕獏さんの小説「陰陽師」(文藝春秋)を浪曲として舞台化。三味線を伴奏に、独特な節とたんかで物語を表現する。
浪曲師は天中軒すみれさん、曲師は広沢美舟さん。舞台のプロデュースは、書評家として活躍する杉江松恋さんが手掛けている。
杉江さんは、「小説には文字から想像する楽しみがありますが、そこに音が加わったときにどのように世界が広がるか。原作ファンの方ほど楽しんでいただけるのでは」と話す。
全席自由で、前売り3千円、当日3500円。チケットは三の丸ホール窓口、平井書店、洞のほか、申し込みサイトPeatixで購入できる。
会場の問い合わせは、同ホール【電話】0465・20・4152。