川崎駅東口の川崎銀柳街商業協同組合(吉澤慶太理事長)で、色鮮やかな吹き流しや小学生の作成した短冊といった七夕飾りが、商店街を彩っている。期間は2025年7月下旬頃まで。
20年目
同商店街は全長250ⅿ。ほかでは珍しい自動で開閉するアーケードを持つ。七夕飾りは季節感や地域の広場になるような雰囲気作りを目的に、毎年飾られているもので、2025年で20年ほどになるという。アーケードにぶら下がる吹き流しの総数は約60〜70。笹につるされた短冊は、近隣の宮前小学校、川崎小学校、幸町小学校の3年生の児童らによる手作り。「毎日が日曜日になりますように」、「スイッチ2が当たりますように」、「じいじが長生きしますように」といった願い事が書かれていた。
商店街を訪れる人の中には、子どもや孫の短冊を見に来る家族や、旅行で立ち寄った外国人が写真を撮る様子も見られるという。
吉澤理事長は「お買い物の際には、カラフルな吹き流しと小学生の手作り感たっぷりの短冊を見に、銀柳街まで足を運んでほしい」と話す。