特別投影企画「ウクライナの星空の下で」
川崎市青少年科学館「かわさき宙(そら)と緑の科学館」(多摩区枡形)では、日本に避難しているウクライナ人女性を講師に招き、7月19日(土)に特別投影企画「ウクライナの星空の下で」を開催する。母国でプラネタリウム解説員を務めていたオレナ・ゼムリヤチェンコさんが、ウクライナの星と文化について解説する。
オレナ・ゼムリヤチェンコさん
オレナさんは、ウクライナ北東部のハルキウのプラネタリウムで解説員として働いていた。しかし2022年2月にロシアによる軍事侵攻が始まり、オレナさんが暮らすアパートも砲撃の被害を受けた。
同年4月に日本へ避難。国内の同業者たちの協力を得て避難生活を送りながら、関東を中心に全国各地でプラネタリウム解説を続けている。
祭りなども紹介
「かわさき宙と緑の科学館」での特別投影企画は24年2月以来、2度目。今回はウクライナの夏の星空を投影し、オレナさんが夏の祭り「イワナ・クバラ」など自国の文化を紹介する。
「ウクライナ人道危機救援金」の募金箱も
「ウクライナの星空の下で」は午後4時30分から約1時間。先着200人で、当日午前9時30分から観覧券を発売する。当日は会場内に「ウクライナ人道危機救援金」の募金箱も設置する。
問い合わせは科学館【電話】044・922・4731。