四方を海に囲まれた地震大国の日本にとって、地震の際、常に警戒が必要な津波。最近ではロシアのカムチャッカ半島近辺で発生した地震の影響で日本列島にも長時間、津波警報が出された。
津波が発生した際の早期避難の重要性は、東日本大震災や能登半島地震で理解は深まっていると思われるが、災害弱者となりうる人にどのように対応したらよいだろう。例えば耳が聞こえない人がいたら…
そんなことを考えさせられる防災人形劇『稲むらの火』=写真=が9月6日(土)、ボッシュホールで上演される。午後2時から約1時間。
公演は日本で唯一ろう者と聴者で活動する人形劇団デフ・パペットシアター・ひとみ。
『稲むらの火』は、江戸時代に発生した安政南海地震で、津波が来ることを察知した主人公が、大切な稲むら(稲の束)に火を放ち、聞く耳を持たなかった村人たちを高台に逃がしたという実話をもとにした話。戦前から防災教育で取り上げられている。
当日は人形劇の後、実際にろう者が災害に遭遇した際、どのように対応したらよいかの説明や災害を表す手話の紹介なども行われる。
『稲むらの火』は全席自由で大人1000円、子ども(小学6年生まで)は500円。未就学児入場可。2歳以下の膝上鑑賞は無料。チケットはLINE、窓口または電話で。予約・問合せはボッシュホール【電話】045・530・5084。
この日はボッシュホールと隣の全天候型広場を会場に「たのしくあそぶぼうさいアートランド」が開催される。