史跡めぐり 宮前区初山地域と本遠寺
川崎市市民ミュージアムは、宮前区初山地域の歴史や文化財に触れるまち歩きイベント「史跡めぐり 宮前区初山地域と本遠寺」を、12月と2026年1月に開催する。現在、同館では参加者を募集している。
初山第2公園から本遠寺までの約1・3Kmを歩く
同館の学芸員が同行し、参加者はイヤホンガイドで解説を聞きながら、初山第2公園から本遠寺までの約1・3Kmを歩く。コースには、地域信仰の歴史を伝える十王堂(閻魔堂)や庚申塔、2カ所の馬頭観音といった史跡が含まれており、古くからの初山地域の姿をしのぶことができる。
本遠寺
ゴールの本遠寺は、大正時代に川崎市内で初めてとなる私設図書館が開設された場所としても知られ、かつては地域の学習拠点としての役割も担っていた。イベントでは、本堂で同寺住職の町田順文氏と学芸員の谷拓馬氏が講師を務める。寺の由緒に加え、宮前区における江戸時代から戦後にかけての教育事情についての講座が行われるほか、境内の見学も予定されている。
申込締切【12月8日、午後4時まで】
開催日は12月20日(土)と2026年1月11日(日)で、時間は午前9時30分から正午まで。内容は両日とも同じ。荒天時は翌日に順延となる。定員は各回15人で、応募多数の場合は抽選を行う。参加費は500円(イヤホンガイド代含む)。
申込みは同館ウェブサイトの専用フォーム、または往復ハガキにて。受付期間は12月8日(月)午後4時まで(ハガキは締切日必着)。
詳細や問い合わせは、川崎市市民ミュージアム【電話】044・712・2800。











