「遊びながら地理を学べる」カードゲームが誕生しました。制作したのは茅ヶ崎在住のデザイナーら。2月からは大手通販サイトでの販売も始まり、話題となっています。
『ツイモット』と名づけられたこのゲーム。遊び方は、都道府県に関するヒントが記された読み札をもとに絵札を取り合う「チリカルタ」と、産業や文化、地形などの統計データをもとにした問題カードに合致する都道府県カードを出して「星」を取り合う「ホシトル★バトル」の2種類で「『つい』『もっと』学びたくなる」が、コンセプトと名前の由来となっています。

地理に関する知識とカンを頼りにカルタのように都道府県カードを取り合う「チリカルタ」

地理の知識とさまざまな戦略をかけ合わせて戦う「ホシトル★バトル」
開発したのは茅ヶ崎市在住の滝澤友洋さん(47)らのチーム。きっかけは子どもの中学校受験。「テストのために苦労して覚えている姿を見て、楽しみながら将来にも生きる知識を身につけられる方法はないか、と考えた」と振り返ります。

開発者の滝澤さん
ゲーム性と学び両立
そこで思いついたのが「もともと好きだった」というカードゲーム。「スマートフォンのアプリで1人黙々と取り組むよりも、大勢でコミュニケーションを取り合いながら遊べるのが魅力」と狙いを語ります。
普段はIT企業でデザイナーとして働く滝澤さん。仕事で付き合いのあるクリエーター2人にも声をかけ、仕事の合間を縫って制作に取りかかりました。「学びに寄りすぎず、地理の知識がなくてもゲームとして楽しめること」を目指し、試行錯誤を繰り返すこと約2年。ルールなどが固まったのは1年ほど前。デザイナーとしてのスキルを生かし、カードの見やすさにこだわったほか、親しみやすいキャラクターも誕生させました。

オリジナルキャラクターも誕生
昨年11月にはゲームマーケットに初出展。約70セットが売れたといい「家族連れから高齢者まで、想像していた以上に幅広い方に手に取ってもらった」と手応えをつかみました。2月には大手通販サイト「アマゾン」でも取り扱いがスタート。4月19日㈰には、教育系ボードゲームの祭典「プレイ&ラーン2026」に出展します。
滝澤さんは「楽しみながら知識が身につくことで、子どもの成功体験にもつながれば。今後は歴史や数学などテーマも広げていきたい」と話しています。

カラフルで見やすいデザインでも人気
















