日本人による古代アンデス文明研究の源流をたどる企画展「マチュピチュの出会いと古代アンデス文明」展が、横浜みなと博物館特別展示室(JR「桜木町駅」徒歩5分)で開催されています。12月25日(日)まで。主催は放送大学、日本マチュピチュ協会。
1917年、福島県から移民としてペルーに渡り、マチュピチュ村初代村長になった野内与吉、野内の案内でマチュピチュ遺跡を踏査し、1964年にペルーに考古学博物館を創設した天野芳太郎―。2人のマチュピチュの出会いにはじまる、日本人による古代アンデス文明研究の成果や現在の伝統民具などを展示し、アンデスの魅力を紹介します。
展示では、野内与吉のマチュピチュ鉄道関連の工具等や天野芳太郎の自筆の手紙など二人の遺品を紹介。また、古代アンデス文明に関しては、岡山県にあるBIZEN中南米美術館所蔵の土器やミイラ頭骨、東大アンデス調査団が発掘した南北アメリカ大陸最古の黄金装飾品(レプリカ)など、考古遺物が展示されています。
会場内は全面写真撮影可能で、幅10mにおよぶマチュピチュ遺跡の巨大写真の前で記念撮影をしたり、民族衣装を試着したりすることもできます。
PR・イベントは終了しました。

開催日
2016年12月3日(土)~2016年12月25日(日)
10:00 〜 17:00
費用
大人600円、高校生以下無料
問い合わせ
日本マチュピチュ協会
ホームページ
公開日:2016-11-18