菅生台自治会(黒澤克實会長)が昨年12月に発足させた「中高生防災チーム」の初訓練が2月23日に実施され、9人のメンバーと同自治会防災部役員、保護者らが参加。宮前消防署菅生出張所の署員から指導を受けながら、屋外消火ホースの使用方法を熱心に学んだ。メンバーは「消火栓の蓋を開けるのが重くて大変だった」「消火栓とホース、ノズルのつなぎ方を何度も訓練したので実践できそう」と振り返った。
保護者は「災害時に備え、これからも学習、訓練に励んでほしい」と話し、黒澤会長は「本当にまじめに取り組んでくれた」とメンバーをねぎらった。
高齢化に対応
菅生台自治会の65歳以上の割合は33・3%(2019年3月時点)で高齢化が進む。同自治会では「災害時には若い力が必要」として中高生防災チームを発足。現在12人の生徒が加入している。今後も防災部で行う講習会や心配蘇生法、AED訓練などに参加し、防災への知識を高めていく。