東京2020大会聖火リレーの町田の出発点に予定されるなど、市が新たな玄関口として力を入れて開発にあたっていた薬師池公園西園「ウェルカムゲート」が6月8日、ついに全面オープンした。コロナ禍に揺れた新名所。当初予定していたオープニングセレモニーなどは中止となったが、待ちに待った開園に、市内外から来場者が訪れている。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月17日に開園したものの屋内施設は休業となっていた。5月26日の政府による緊急事態宣言の解除、それに伴う東京都の段階的な休業自粛の緩和を受け、6月8日より各施設が稼働を開始した。
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来園者が楽しめる西園
西園は来園者が4つのアクション「Nature(自然を楽しむ)」「Eat(おいしく食べる)」「Story(思い出を作る)」「Tolk(そして話す)」を通じて四季を感じ、四季を楽しむことができる居心地の良い場所を創出する、がコンセプト。
西園を含む四季彩の杜全体の観光情報の案内やラボ棟の予約・貸出受付を行うインフォメーションには直売所が併設。町田産農産物や町田市名産品、市と交流のある自治体の特産物が並ぶ。
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カフェ・レストランは町田・相模原地域で37店舗を展開するキープ・ウィルグループが運営。「イート・ポジティブ」をコンセプトとして、地場食材をメインに使った料理やスイーツを展開している。カフェフィードのみならず、西園の自然に囲まれながら楽しめるピクニックセットやBBQセットも用意。ここでしか食べられない町田産の牛乳を使用した「薬師ソフト」が好評だ。
また、3面を緑に囲まれ、高い天井でゆっくりとした時間を過ごすことができるライブラリー機能を備えた休憩所や、ヨガやフィットネスなどの運動教室、四季彩の杜の素材を使ったクラフト教室や旬の食材を使った料理教室など様々なイベントに活用できるラボ・体験工房など、魅力的な施設が西園を彩っている。
西園の指定管理者「NEXT Machida」の統括責任者・園田理恵さんは「散歩、買い物、食事、四季折々の草花や風の音など、多種多様な楽しみ方ができる西園です。あなただけのお気に入りを探しにぜひお越しください」と話す。