台風19号で浸水被害を受けた上丸子山王町二丁目町会(山川哲生町会長)に、丸子地区7町会と丸子地区社会福祉協議会、上丸子八幡町町内会有志などの各諸団体から計230万3795円の義援金が寄せられた。
山川さんは「これだけ多くの方から義援金が寄せられたことに驚いた。助け合いの精神で協力いただき、本当にありがたい」と話す。
被災世帯に見舞金
義援金は、浸水被害を受けた世帯に見舞金として分配されるほか、同町会の「山二会館」の改修費として使用される。
床上浸水で70センチ程水が上がったという同会館。「夏のお祭りのときには神酒所になったり、老人会の集まり、子ども会のイベントなど町会の拠点として使われてきた」と山川さん。同町会は罹災証明書発行が630件、床上浸水が578件に上る(12月3日時点)。