【教育レポ】川崎市認定こども園のパイオニア「健爽学園ゆりかご幼稚園」幼児期の学びについて園長先生に聞いてみた

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災害時には緊急避難場所となる耐震補強された「ゆりかごドーム未来館」

健爽学園ゆりかご幼稚園(荒井利夫園長=犬蔵)は保育園と幼稚園との機構をもち、就労にある女性の子育て支援が可能。コロナ禍の臨時休園中も職場を離れられない親の子を受け入れたという「認定こども園のパイオニア」です。教育方針を荒井園長に聞きました。

「教育は人なり」

荒井園長によると、今から55年前、心理学の研究に没頭していた大学院生時代に、磁性材料の発明で「フェライトの父」と呼ばれた加藤与五郎博士から「早期人材開発」を懇願され、一念発起してゆりかご幼稚園を設立したそうです。

『健やかで、元気なからだ、そして爽やかで、明るい心』を建学の精神とし、当時、日本大学副学長・妻倉昌太郎博士が学校法人名を「健爽学園」と命名しました。「健爽学園ゆりかご幼稚園は、55年の輝く伝統と歴史をもち、今や、洗練された教育が展開されています。お子さんの夢を大きく育てる、まさにワンダーランドの世界です」と話す。

教育は子どもの「生命の叫び」に耳を傾けることが大事だという。同幼稚園が最も重視していることは「教育は人なり」。「ゆりかごは幼き日にぜひ出会ってほしい教職員によって、教育が行われている幼稚園です」。そして、地域の幼児が、等しく資質の高い幼稚園教育が受けられるようにと、2008(平成20)年に川崎市第1号の認定こども園を開設し、2016(平成28)年に幼保連携型認定こども園へと移行しました

専任医は後継の健利氏

芸術的・文学的な情操性を重視

荒井園長は人間学である心理学の博士課程を修了し、そして副園長は文学を、後継者の健利氏は医師で同幼稚園の専任医です。

健爽学園ゆりかご幼稚園は、認知発達心理学者であるPIAGET博士の諸理論を応用して「天才にはなれずとも準天才にはなれる」を命題にして幼児教育にあたっています。さらに、体操、サッカー、音楽の広場、リトミック、朗読の時間、カナダ人による英語、そして母の会による絵本貸出し、完全給食、サギヌマスイミングクラブでの水泳教室、プレスクール、こどもランドなど、多方面にわたる総合的な教育活動が人気の秘密のようです。

ゆりかご富士山荘での体験学習

健爽学園ゆりかご幼稚園には、山梨県南都留郡鳴沢村に「ゆりかご富士山荘」があります。ここでは毎年、夏休みを利用した年長組園児と卒園児(小学生)による「お泊り保育」「冒険ツアー」が開催されているそうです。

ゆりかご富士山荘

  • 「2005年に愛・地球博が開催され、地球環境を守る趣旨に共感し、自然科学を学ぶ場として『ゆりかご富士山荘』を開設いたしました。富士山のもとで森林から生まれる甘いかおり、湧き上がるミネラルウォーター、火山灰に出会い、大きな感動に包まれます。白樺林が旅情感を深めてくれます」

お泊り保育の様子

後悔先に立たず

「天才にはなれなくても準天才にはなれます。そのためには幼児期における質の良い学びが必要なのです」と熱く語る荒井園長。大人になって後悔しないためには、幼稚園選びが重要であり、クラスメイトと共に感動できる集団力学によって学びを深めることが大切だと語っています。

住所

神奈川県川崎市宮前区犬蔵1丁目19番16号

問い合わせ

認定こども園 健爽学園ゆりかご幼稚園

電話

044-977-1623

044-977-1623

メールアドレス

kensouyurikago@gmail.com

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公開日:2021-04-22

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