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知人ゼロから始まった茅ヶ崎生活。子育てを通して心地よく自然体で暮らせるまちに。<わたしの茅ヶ崎暮らし>

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茅ヶ崎市香川在住 酒井隆多(さかい・りゅうた)さん 里実(さとみ)さん
神奈川県伊勢原市出身の隆多さんと、千葉県船橋市出身の里実さん。小学校1年生の娘さんと幼稚園年中の息子さんとの4人家族。地域との関わりを大切に、さまざまな年代の人たちと交流しながら茅ヶ崎での暮らしを満喫。

仕事のために、茅ヶ崎へ転居

隆多さんが地元・伊勢原市から茅ヶ崎に引っ越してきたのは、仕事のためだった。「特に茅ヶ崎に強い思い入れがあったわけではないんです。勤め先が茅ヶ崎市内だったというのが転居の理由。引っ越してきたばかりの頃は、ほとんど職場と家の往復のみでした。加えて僕はインドア派なので海にもほとんど行かず(笑)、最初は茅ヶ崎を満喫していたとは言えませんね…」

千葉で暮らしていた里実さんは、結婚を機に茅ヶ崎にやってきた。「知り合いがひとりもいない場所での生活は不安でしたが、茅ヶ崎のほどよく都会で、ほどよく田舎でもある、ちょうどいい感じはすぐに気に入りました」

二人の地域との関わり方が大きく変わったのは子どもが生まれてから。子どもを介して、ご近所さんとの付き合いも、交友関係のネットワークもぐんと広がった。茅ヶ崎に引っ越して9年。今では「茅ヶ崎はすごく楽しいまちですよ」と笑う二人は、いったいどんなふうに地域と関わりをもつようになったのだろう。

出産後は、公的資源や支援サービスを上手に利用

「子どもが生まれてからはいろいろな場所に妻が一人で出かける機会も増えるので、そこで楽しくやれるか、周りの人となじめるのかはすごく心配でした。彼女はこう見えてとても人見知りなんですよね。ですが、結論から言うと心配無用でした。今では僕なんかよりもずっと交流関係が広く、たくさんの知り合いがいます。本当によかった」(隆多さん)

「私は、結婚前に乳児院で働いていたこともあって、公的資源やサービスについてさまざまな情報を持っていたことが大きかったと思います。子育てで不安なことや相談したいときに、どこに行けばいいのかを知っていたおかげで、大変さや心配事を一人で抱えることなく、解消することができました。誰も知らないまちでの子育ては、ともすれば孤独に陥ってしまうことも多いですし、乳児院ではそういった方たちをたくさん見てきたので、積極的に公的なサービスを利用するように心がけていました。

公民館で行っている乳児検診や支援センターもよく使いましたね。その場では保健師さんとお話するだけなのですが、それでもすごく安心したのを覚えています。いろいろな場所に顔を出して、気に入ったところや居心地のいい場所をリピートしていくうちに知り合いもできました」(里実さん)

出産後に利用できる公的なサービスなどを上手く使いながら子育てをしていた里実さんは、今度は自分も誰かをサポートしたいと思うように。ある日、隆多さんに「まちおこしを行う『GENKI プロジェクト』に参加して、子育てに悩むお母さんの手助けをしたい」と相談した。

「ぜひやってほしいと思いました。僕は前職で養護施設の職員として働いていたので、施設が地域になじむことの大切さや、人と人がどうつながりあって地域のコミュニティを作るのかといったことに強い関心があったんです。活動に参加して、地域の人たちと積極的に関わることには大賛成でしたし、何より妻が自分からこれをやりたいという活動に出会えたことが嬉しかったです」(隆多さん)

仲間たちのパワフルに輝く姿を見ているうちに…!

里実さんは、茅ヶ崎の北側をより暮らしやすく、活性化させるためにさまざまな活動を行う「GENKIプロジェクト」に創設メンバーとして関わっている。

「一緒にやらない?と声をかけてもらって、面白そう!と軽い気持ちで始めたのですが、実際に活動しているうちに横のつながりの大切さも実感しました。それに茅ヶ崎の北側は南側に比べると若い人が少ないので、子育て中に孤独感を感じる環境が生まれやすいとも言えます。そんな時に気軽に悩みを聞いてもらえたり、お母さん同士がつながれる場所として利用したりしてもらえたらとても嬉しいですね」

プロジェクトに参加するようになって里実さん自身も大きく変わった。「とにかく『GENKIプロジェクト』のメンバーがすごいパワフルなんですよ。いい意味で暑苦しくて(笑)、信じられないくらい生き生きしていて。彼女たちはみんな働きながら主婦もして、加えてこの活動もしていて、いったいどこにそんなパワーがあるんだろうと圧倒されます。でも、そんな姿を見ているうちに、ふと私にもできるのかもしれないと思い、それまでは専業主婦だったのですが、仕事を始めました。これは私にとって大きな変化だったと思います」

女性4人のメンバーで企画から運営まで行い、主催したイベントは大きな反響を呼んでいる。その中の一つ、子ども服のフリーマーケットイベントについて里実さんから聞いた時、隆多さんは「それは人が集まらないんじゃない?」と半信半疑だったという。「当日は予想をはるかに超える人が来場していてびっくりしました。僕もメンバーのお子さんの面倒を見たり、販売するレモネードづくりに駆り出されたりと(笑)、気がついたら動き回っていましたね」

パパ同士のゆるやかなつながりも心地いい

現在、小学校1年生の娘さんと幼稚園に通う息子さんの2人の子育て中の酒井さん夫妻。「休みの日は自然のある場所に出かけることが多いです。近所の公園では、遊ばせているうちにパパ同士で会話することもあって、それがたまたまお向かいさんの家のパパだったりして、今では互いの家を行き来するような仲になりました。今後は、同じ時期に引っ越してきた近隣のパパたちとも仲良くなれたらと思っています。たまには男同士グチを言い合ったりしたいな(笑)」と隆多さん。

「茅ヶ崎は明るい人が多い気がするよね」という里実さんに「そう思う。新しく入ってきた人に対してもウェルカムな雰囲気があったり、お年寄りと子どもとの自然な交流があったりして、気さくな人が多いよね。あと、みんな地元が大好きっていう共通点もあるよね」と隆多さん。そんな二人も気がつけばすっかり地元を愛する茅ヶ崎人。二人でゼロからていねいにつくってきた茅ヶ崎ライフは、なんだかとても楽しそうだ。

Information
GENKIプロジェクト(Facebook):https://www.facebook.com/genki.project2017/
茅ヶ崎市子育て支援センター:
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kosodate/soudan/shiencenter/index.html

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公開日:2021-04-01

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