鶴嶺高校交差点から赤羽根方面へまっすぐ進んだ県道沿いに、手作り焼き菓子のお店がオープンしました。
約30種類の焼き菓子が並ぶ
緑に囲まれた木の扉を開けると、ふんわりと甘い香りに包まれた店内に、クッキーやマドレーヌ、タルトなどさまざまな種類のお菓子が並びます。
「お客様が口に入れる瞬間までを想像しながら一つ一つ丁寧に作っています。身近な材料で作ることができ、気取らず、日常的に食べてもらえるお菓子を届けたい」と語る鈴木さん。お客さんに選ぶことを楽しんでもらうため、常時約30種類のお菓子を用意しています。
「お客様が帰られた後、あれも説明した方がよかったかなと、店の外まで追いかけたくなることもあります。用途や状況に応じた保存方法などをアドバイスするように心掛けています。」そのかいもあって、口コミでの来店やリピーターが増えているそうです。
地域に根差したお店に
以前都内で美容師をしていた鈴木さんは、多忙から体調を崩したことをきっかけに「食の大切さ」に気付き、栄養士の資格を取りました。その後、パン屋やお菓子屋で修業し、自分のお店を持ちたいという思いから、kukkaをオープン。落ち着いて長く住める場所にお店を開きたいと考え、海も山もあり地元の静岡に雰囲気が似ている茅ヶ崎を選びました。
「茅ヶ崎は、人が優しく穏やかな街。都内に住んでいた時はなかった、近隣の方と顔の見える関係が作れてうれしいです。愛犬との時間もでき、自分のライフスタイルを大切にしながら働けることも茅ヶ崎の魅力だと思います。」
今後の目標は、「茅ヶ崎産の果物や野菜など、地元の素材を使ったお菓子作りにチャレンジし、地域に根差したお店を目指したいです」と笑顔で話してくれました。
kukka 店舗情報
住所:茅ヶ崎市高田1-13-29
電話番号:0467-38-7780
営業時間:10時〜17時
定休日:日、月曜日(イベント出店時など臨時休業あり)
インスタグラム https://www.instagram.com/bakeshop_kukka/?hl=ja
この記事は創業者支援事業の一環として広報ちがさき(令和元年10月1日号)の『茅ヶ崎でお店をはじめました』に掲載したものです。
お店は森の中にひっそりと佇む一軒家のような雰囲気。周辺には鶴が台団地があり、スーパーマーケットやドラッグストアなど、日用品が一通りそろうお店が並んでいて、近隣住民の生活拠点の一つとなっています。