加藤工務店×【RayCraft】(レイ・クラフト)
神奈川県綾瀬市での工務店として戦後約50年にわたり、在来工法や「2X4(ツーバイフォー)」住宅を手がけてきた加藤工務店が、その技術と経験を土台にリブランドに取り組み、今から10年ほど前に誕生させたのが注文住宅の【RayCraft(レイクラフト)】です。
同地では、路線バスの後方広告(看板)やクラフトメイドのマルシェなどの協賛で、そのブランドを目にする機会が多くあります。
「価値観を仕立てる」
ブランド名の【RayCraft(レイクラフト)】には、「レイ」と「クラフト」のそれぞれに意味が込められています。
「レイ」は、レイザービームの「レイ」で、真っ直ぐや一直線、素直に、などの意味が込められています。クラフトとのバランスを考慮して【Ray】としました。【Craft「クラフト」】は造作などの手造り品で、「クラフトマンシップ(職人の技)と素材の経年美から、施主様の価値観や感性を仕立てる」というスピリットが込められています。
- 家づくりを通じて、完成後の人生をより良いものにしてもらえれば、といった思いを社員全員が共有しているのがこの会社です。
【シンクロミーティング】が果たす役割
注文住宅の【RayCraft】には、「シンクロミーティング」と呼ばれるフローがあります。
これはご依頼の初期段階で営業担当とコーディネーター、設計士が一堂に会し、施主様の趣味や趣向、人生観などを取材し、「お客様ならではの個性を引き出し、住宅にアウトプットすること」に重点を置く取り組みです。
- 直接的な質問ではなく、間接的にアプローチしていくのがポイントだといいます。
平面プランに着手するの前の企画段階でこうした取材を繰り返することで、注文する側には思いもよらなかった潜在ニーズを明らかにしていくことにも繋がります。そうした取材をすることで、住まいづくりの方向性と資金計画を明らかにし、そこから着工に向けた設計に着手していくといいます。
- こうしたフローは、戸建てのみならずマンションや中古物件のリフォーム・リノベーションにも幅広く生かされています。
【サードウェーブ工務店】
コーヒー業界に「サードウェーブ」という言葉があります。インスタントコーヒーの普及で広まった第1波、スターバックスなどに代表される風味重視の第2波、そしてコーヒー本来の価値を重視した第3波(サードウェーブ)。
- このコーヒー業界のように【RayCraft】は、個々のお客様に個々の住まいを仕立てる「サードウェーブ工務店」をめざしています。