茅ヶ崎市は５月27日、サザンビーチちがさき海水浴場を７月２日（土）から８月31日（水）までの期間で開設する、と発表した。開設時間は午前８時30分から午後５時まで。海の家の営業時間は金、土、日曜日と祝日に限り、午後７時までとなる。

　例年、約12万人が訪れる同海水浴場。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて２０２０年は休場となった。21年は通常より約２週間遅い７月17日に海開きをしたものの、国による緊急事態宣言発出を受けて８月７日から休場となり、わずか３週間の開設だった。

　今年度の開設に向けて市は、県のガイドラインに基づいて、海水浴場の運営や感染防止に関するルールを策定。身体的距離（できるだけ２ｍ、最低１ｍ）の確保を呼びかける場内放送を１時間に１回程度実施することや、ＳＮＳなどを通じた混雑状況の発信、海の家でのマスク飲食の推進を行うことなどを決めた。一方で昨年のように砂浜での飲酒禁止、音響機器の使用禁止といったルールは設けないという。

　また海の家の出店は、例年の半分程度となる５軒となる。

　市は、新型コロナウイルスの感染が拡大し緊急事態宣言などが出された際には、開設・運営を再検討するとしている。

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