アニメでも話題になった「モルモット」。川崎市内の動物園や水族館でもその姿を楽しめる。
「カワスイ 川崎水族館」(川崎区日進町)では、ショップ隣りの「ふれあいパーク」で、5種類、約30匹とふれあい体験(有料)ができる。テレビアニメ「PUIPUIモルカー」の放映で訪れる人も増え、広報担当者は「2月に公式SNSで配信したエサやりの様子も視聴者数が多かった」と語る。
カワスイ生まれの個体もおり、オスの「まめだいふく」は生後約半年。「プイプイ」という鳴き声もよく発する。モルモットが鳴くのは感情表現で、「朝のごはん前は特に聞こえる」と飼育担当者は話す。
噛み方に注意し飼育
夢見ヶ崎動物公園(幸区南加瀬)では「テンジクネズミ」の名前で飼育、展示する。小動物舎でオス17匹、メス24匹を見ることができる。
飼育では体重や歯の状態に気をつけているという。同園担当者は「個体によって噛み方にくせがあり、やせてしまうものや、歯がのびてしまうものもいる。月1回体重を測定し、歯を切って整えることもある」と、健康管理について話す。