ケアワーカー(看護助手)ってどんなお仕事?
ケアワーカー(看護助手)をご存じですか?病院などの医療機関で看護師をサポートするスタッフで、医療機関によっては看護助手や看護補助者などとも呼ばれています。
直接的な医療行為は無く、特別な資格も必要なし。看護師をめざす学生や主婦など、多くの方が活躍し、看護師不足の現代を支える重要なお仕事の一つとなっています。今回は厚木市を中心に地域の医療を支える医療法人社団三思会の東名厚木病院で働くケアワーカーさん(2017年入職)に話を聞きました。
実際にどんなことをするの?
同院のケアワーカーさんの主な仕事は、患者さんの清潔の保持・保清介助・食事介助・入浴介助・排泄介助、ベッドメイクなど病棟内の環境整備やメッセンジャーなど。
- 「ちょっとした情報もしっかりと看護師さんと共有しています」
看護師の補助として、病棟内で一番患者さんと接する機会が多いのがケアワーカーさん。「入院患者さんが元気になって退院する姿を見ると嬉しい」「患者さんからの『ありがとう』という言葉が嬉しいです」と、人を支える仕事ならではのやりがいがあると笑顔で話してくれました。
成長に必要な環境は、病院選びが大事!
無資格でできるケアワーカーだからこそ、働く職場選びは重要となってきます。東名厚木病院では、病院内での勉強会はもちろん、イーラーニングを使った研修など、ケアワーカーとして自分を成長させてくれる環境整備にも力を入れています。
- 「チームワークが良く、相談体制がしっかりと整っていて、意見を言いやすい環境です」。また「ケアワーカー歴20年を通して学んだことは、家族の介護にも活かせました」という。
ケアワーカー仲間を募集しています!
東名厚木病院の伊藤玲子副院長兼看護部長は「ケアワーカーさんは医療スタッフの一員として重要な仕事。医療に興味がある方、ぜひ一緒に働いてほしい」と話します。
- ケアワーカーとして働くうえでが心がけているのは「患者さんひとり一人のことを考え、その人に合わせた対応をすること」と笑顔。「やりがいがあります。チームの助け合いが力になっています。ぜひ一緒に働きましょう」と話しています。