身近な異世界への誘い
一部の好事家だけでなく、若い女性も注目するなど、ここ数年で密かなブームとなっている「トンネル」をテーマにした散策ツアーが7月17日(土)、横須賀市観光協会の主催で開かれる。
全国津々浦々のトンネルを歩き、建造物としての個性や特徴をテレビや雑誌などで情報発信している、この分野の第一人者である花田欣也氏をツアーガイドに迎える。
第1弾企画として今回訪れるのは、トンネルの密集地帯である横須賀北部エリア。京急追浜駅を出発(午前9時30分)して、向坂トンネル─平六トンネル─筒井トンネル─梅田トンネル─船越トンネル─七釜/田浦トンネルを経由してゴールのJR田浦駅(正午)をめざす所要時間約2時間30分の初心者コース。
丘陵地に細い路地や階段が入り組む「谷戸」と呼ばれる横須賀特有の住宅密集地と、生活道路として重要な役割を担っているトンネルの切っても切れない関係を花田氏が解説する。歴史やストーリーから味わう各トンネルの知られざる魅力についても聞ける。
参加費は1人4000円で定員20人(先着順)。申し込みは横須賀市観光協会【電話】046・822・8256