「あの頃のよう」に若々しく楽しめる。たくさんの仲間が待ってます
2008年4月に設立された「NPO健康麻雀」の会は、毎週水・日曜日の正午から午後5時まで、西区の藤棚地区センターを会場に仲間と一緒にオープンで麻雀を楽しんでいます。
20卓を用意。約130人のメンバーがいて、そのうち6割が女性です。年齢層は70代を中心に60代から90代と幅広くて、「ちょっと麻雀に触れてみよう」「昔慣らした腕をまた磨こう」など、初心者から上級者まで誰もが気軽に参加できるのが良いところ。
「横浜市長賞」も手掛ける横浜最大規模のNPO麻雀団体
健康麻雀の会では、以下のような「期待できる効果」を掲げています。
引き籠り防止/生き甲斐の創造/心身への適度な刺激/会員としての帰属意識の醸成/健康維持と認知症予防/脳活性化の効果/豊かな感情表現の維持。
監修;横浜市認知症キャラバンメイト福岡浩さん 著書『プロの調査員が教える! 介護事業所・施設の選び方が本当にわかる本』
代表の笠原一博さん(70歳)は「高齢になると時間があって、家にずっといるのも気が引ける。そんな時に気軽に参加してもらえれば」とざっくばらんに話します。
普段の活動のほかにも、「西区長賞チャリティー健康麻雀大会」や「横浜団体対抗麻雀大会・チャリティー横浜市長賞」なども手がけていて、これまでにも西区社会福祉協議会や神奈川新聞厚生文化事業団、共同募金などに寄付する会貢献活動も。
さらに、仲間づくりという目的から新年会や忘年会、またグルメの会、カラオケ、園芸などの同好会、さらに合宿など、「あの頃のよう」に若々しく楽しめるのも良いところです。
年会費は1,000円(文書、通信費含む)。参加するごとに半局4回で400円とお財布にも優しい。「お金のかからない暇つぶし」と笠原代表は笑いながら話しますが、やり始めたら止まらない楽しみがこのグループにはあるようです。
高齢社会に参加する時の心構えとは?
- 「一人暮らしや夫婦でも社会から孤立する高齢者が増えています」と笠原代表。そこに人との出会いがあると、充実した日常生活が開ていくと言います。
- 「重要なことは嫌われないこと」。要はこれまでの経歴などにとらわれず、フラットな関係を大切にして「今を楽しむ」を姿勢があれば長く継続できること請け合いです。
会員資格は「ルール・マナーを守れる人」
公共施設を利用しているので、会としてルールやマナーをはじめ対局のルールなど会則を冊子にまとめています。興味がある方は、一度、笠原さんに問い合わせてみましょう。