<取材レポ>横浜市泉区で最古の「吉田薬局」は73年間地域に愛されるまちの薬局でした

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<取材レポ>横浜市泉区で最古の「吉田薬局」は73年間地域に愛されるまちの薬局でした

 横浜市営地下鉄「立場」駅から徒歩2分、エメラルドグリーンの看板が目印。泉区の交通の要所・長後街道立場交差点そばにあるのが「吉田薬局」。なんとここ、泉区で一番古くからある薬局なんです。

  • 漢方薬を通じて長年地域の健康増進に力を注いできた”まちの薬局”の魅力をレポートします。

<コンテンツ>
◆開局73年の歴史あり
◆落ち着いた内装に見え隠れする、代表の温かい心遣い
◆漢方相談や、管理栄養士による健康相談も
◆3代目・茂史さんの想い
◆「鉄分」補給も?
◆取材を終えて…

開局73年の歴史あり

 長年宮内庁病院で薬剤師として働いた初代・武生さんが退官後の1948年、今の横浜市営地下鉄中田駅近くに開業した吉田薬局。それから約30年後、2代目の勝さん・栄子さん夫妻の時に長後街道の拡張工事に伴い立場駅に近い現在地に移転しました。現在残っている区内の薬局の中では一番古い歴史を誇っています

 ヨークマート立場店に隣接していることもあり、処方箋をもらいに来る以外にもふらっと立ち寄る方をよく目にします。

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落ち着いた内装に見え隠れする、代表の温かい心遣い

感染症対策もバッチリの薬局内

 そんな吉田薬局の中に入ってみると、漢方をイメージした淡い緑色のソファーがまず目に入ります。「待合室みたいな雰囲気が苦手だった」という3代目の茂史さんが「落ち着ける空間を」とチョイスしたもの。コロナ対策を兼ねて内装をリニューアルしたところ、常連さんからも「オシャレになったね」と好評の声を頂いているそうです。

「マッサージの人に間違われる」のが悩みの3代目・吉田茂史さん

 「コロナ禍になってからイライラや気分が沈むなど、世の中に閉塞感を感じて来局される方が多いです。そうした中でちょっとでもリラックスできるような雰囲気になれるよう、内装をイメージしました」と茂史さん。優しい心遣いが込められていたんですね。

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漢方相談や、管理栄養士による健康相談も

 吉田薬局が力を入れているのが様々な健康に関する相談。大きく分けて

  • 薬剤師による「薬や漢方の相談」
  • 管理栄養士による「食事や運動などの生活に関する相談」

があります。

薬剤師への相談

 漢方薬中心の相談薬局である吉田薬局では、なかなか改善が見られない身体の悩みに対し、その人の体質や症状を見極めたうえで最適な漢方薬の提案をしています。寄せられる相談にはこうしたものが多いそうです。

  • 夜中、トイレに起きてしまう
  • 頻尿
  • 便秘
  • 耳鳴り
  • 冷え性

 病院で処方された薬の作用や飲み方などの相談にも対応。「副作用は?」「このお薬を一緒に飲んでも大丈夫?」など不安に思うことに、専門的知見から答えてくれます。最近では季節の変わり目の疲れを乗り切るためのクマ笹エキスや、免疫力を意識して体温を上げる生薬腸内環境を整える整腸剤を求める人も増えているそうです。除菌で肌が荒れがちな人に向けたハンドクリームも、周辺ではなかなか手に入らない商品を取り揃えています。

管理栄養士への相談

 吉田薬局では、管理栄養士が食事や運動などの生活に関するアドバイスを相談料不要で定期的に行っています。糖尿病高血圧といった生活習慣病に悩んでいる方、ダイエットに何回も挫折している方、必見です。

 具体的には1週間分の食事を記録し、その内容をもとに栄養士がライフスタイルの問題点を指摘したうえで、適切な食事内容や運動方法などを提案してくれるもの。「できることから少しずつやっていきましょう」との優しいアドバイスや、ホメ上手なところが相談者からも好評とのこと。中にはなかなか改善されにくいと言われる過去1~2カ月の平均血糖値を示す指標が3カ月間で1ポイント近く下がった人もいるそうです。これまでの相談者からは

「間食が減り食習慣が変わった」
「分かりやすい内容で実践できることなので続けていけそう」「一人ではないので頑張れそう」

といった感想が寄せられているそうです。

相談は月に4日ほど実施(毎週木・金・土曜日の中で1日)。最新の予定はこちらで確認できます。相談受付時間は9時15分~9時45分、10時30分~11時、11時45分~12時15分。所要時間は約40分です。

相談予約はネットでも

 薬剤師相談も栄養士相談も、電話やネットでの予約に対応。吉田薬局のホームページから可能です。

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3代目・茂史さんの想い

 現在代表を務めるのが、3代目の茂史さん。「吉田薬局は処方せんの受付としてだけではなく、どなたでも気軽にお越しいただける健康相談薬局を目指しています。病院に相談づらいことも是非当店にお申し付けください。皆様が健康のままでいられるように積極的にサポートをしてまいります」と話します。

 来局者との話の中で心掛けているのが「小さなヒントを見つける」こと。細かい症状や変化から、その人に会ったより良い漢方・薬を提供できるよう心掛けているそうです。

 取材中にお客様が来た際も、物腰柔らかな優しい語り口で処方薬の説明をしていたり「いつものペースより早いですね」と気に掛ける姿が印象的でした。30年近く利用しているという方からは「吉田薬局さんですから!」と全幅の信頼を感じている様子が見受けられました。

 ちなみに今年からは立場中央商店会の副会長も務めるなど、立場のまち全体の活性化にも協力しています。

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「鉄分」補給も?

 吉田薬局は「鉄分」補給も充実。といってもサプリメントなどではなく、「鉄道」の鉄です。店内には先代の趣味だった鉄道模型が隠れています。幼い頃から先代がHOゲージと呼ばれる鉄道模型を楽しむ姿を見ていた茂史さん。その遺志を受け継ごうと、月替わりで展示しています。

ブルートレイン。なんと、動きます

 取材時はブルートレイン「あさかぜ」が“入線”。ちゃんと動いてライトも付く本格ぶりに思わず声が出てしまいました。今後の夢は建物模型も入った環状ジオラマを展示することだそうです。回転寿司みたいに列車が商品を運んできたら楽しそうですね。

 そして茂史さんのもう一つの趣味がジャズ。よく見たら店内の時計もレコード盤がモチーフです。

 ジャズ関係者が来店されることもあるといい、現在は無線機能が付いたレコードプレーヤーを店内に設置。まるで喫茶店のような雰囲気です。

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取材を終えて…

 73年間この地域で暮らす人たちの健康を見守ってきた吉田薬局。3代目代表の地域を想う優しい心遣いと、趣味を愛する心が満載のお店でした。皆さんもぜひ一度訪れてみては。

住所

神奈川県横浜市泉区和泉中央北2-1-5

問い合わせ

吉田薬局

営業時間 8:45~20:00
定休日 日曜日、祝日

電話

045-802-0295

045-802-0295

ホームページ

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公開日:2021-09-30

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