現役世代が盛り上げ役
六ツ川地区連合自治会の六ツ川中第一自治会(田中克彦会長=人物風土記で紹介)は、現役世代を中心とした自治会運営を意識する。猛暑対策のため、8月に行っていた夏祭りを昨年初めて10月に移行し、秋祭りとして開催。これは若手役員のアイデアだといい、今年も10月に開催予定だ。
「まちのみんなが気軽に集まれる企画」を考えていた田中会長の発案で、6年前から毎年、自治会が管理する畑でバーベキューを実施。畑で育てた野菜の収穫体験会を開き、親子連れでにぎわう。その後、肉や海鮮を楽しむバーべキューを行い、多世代交流の場となっている。
12月のもちつきも恒例行事。昨年は市立南中学校の生徒も参加し、住民と顔の見える関係を築いた。田中会長は「若い人の柔軟な発想を生かし、引っ越して来た人が地域の輪に入りやすいような雰囲気づくりができれば」と話す。