令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?
本コラムをご覧いただいている皆様に、改めてご案内を。2021年12月中旬に、私初の著書であり、世界初(?)一冊丸ごとシュウマイ本を発売いたします。
その名も『シュウマイの本』。本コラムでもご紹介した「シュウマイ第七世代説」を中心に、時代を辿りながら、日本のシュウマイの特徴や魅力について、私なりに食べ歩き、調査研究した結果をまとめさせていただいております。
その執筆のために、先日、佐賀県唐津市呼子町に行き、「シュウマイ第六世代」の中心的存在である「いかしゅうまい」を現地取材してきました。そこでは、いかそのものの味も確かめるべく、呼子名物「いかの活き造り」もいただきました。その気持ち良いほどのかみごたえ、そして、いかそのものの力強い味わい!
思わず日本酒もオーダー……したかどうかは、本書で確かめていただきたいですが、「いかしゅうまい」も、中身の具材の味の濃厚さ、周りの皮の食感の強さが、お取り寄せで食べているものとは格段に違いました。それは、より新鮮な状態であることが大きな要因だったと思いますが、同時に、実際に呼子に行き、その現地の海と風を感じながら食べたことも、大きく影響しているのだと思います。
まさに「シュウマイ旅」だからこその美味しさ。横浜で食べる崎陽軒をはじめとするシュウマイにも、その美味しさが含まれているのだと、改めて感じました。