<旭町一丁目>子ども山車 若宮八幡宮で再出発【2022年1月1日号】

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記念写真に納まる関係者

 譲渡先を探していた川崎区旭町一丁目町内会(土屋英治会長)の子ども山車について、若宮八幡宮(川崎区大師駅前/中村博行宮司)が引き取ることになった。同神社は夏祭りなどで活用してきたいとしている。

 本紙の記事をみて同町内会に町内の寺院から「預かってもいい」という話もあったが、サイズが大きく、保管が困難だったことから断念。他にも区内の町内会が興味を持ったが、手持ちの神輿の方が新しいということでまとまらなかった。その後、同神社からの話をうけ、譲渡を決めた。

 同神社にはこれまで山車がなく、本紙で同町内会が譲渡先を探していると知った禰宜の町田喜江(ひさえ)さんは「他に引き取り手がなければ是非受けたいと思っていた」という。神輿渡御の際の囃子の後継者不足もあり、山車が出ることで興味を持つ人が出てくれたらという思いがある。七五三の時に太鼓に興味を持つ子どもも多いことから、祭りの時に叩かせてあげたいとも。

 町田さんは同神社で使用するにあたって、山車に彫られた「旭町一丁目」の名前は消さずに、覆い隠すような形で若宮八幡宮の名前を出すという。「町内会の方で周年行事などで使用したいことがあった時に、名前はそのままの方がいいと思うので」と話す。

 昨年12月18日には約30年にわたり、山車を保管していた前町会長の森清さん(91)宅前に町内会役員、若宮八幡宮氏子総代らが集まり、譲渡式が行われた。子ども会会長だったという女性は「全く知らないところじゃなく、縁のある若宮さんに引き取られることに少しほっとしている」と感慨深げに話した。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市川崎区

公開日:2022-01-01

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