【2022年開催中止情報】コロナ禍の影響を受け、桜まつり・上溝夏祭り中止

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(上)2018年の市民桜まつり(下)19年の上溝夏祭り

 相模原市は、4月2日・3日に予定されていた「第49回相模原市民桜まつり」と、7月の開催が検討されていた「令和4年上溝夏祭り」を中止すると発表した。
 市民桜まつりは、1974年に市制施行20周年を記念して相模原のふるさとづくりをテーマに始められたことを機に「市民まつり」として定着した。「72万人のふるさとづくり」「人・もの・自然、すべての共生を求めて」のコンセプトのもと、市役所さくら通りを練り歩くパレードや、歌やダンスが披露されるステージが設けられるなど、市を代表するイベントの一つとして親しまれている。2018年の開催では両日で延べ41万人が来場。会場には延べ375のブース、569の露店が並んだ。
 上溝夏祭りは江戸時代から200年以上続く伝統の行事。20基余りの神輿が自治会員により担ぎ上げられ、とりわけ「神輿もみ」といわれる、上下左右に揺らしながら担ぐ上溝名物は多くの観衆を魅了してきた。その活気から県北最大級の祭りとして知られる。前回開催の19年には2日間で延べ40万人が集まった。
 共に市を代表とする祭りとして知られ、例年市内外から多く人が集まっているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、20年、21年と中止になっていた。

関係者から無念の声

 桜まつりは昨年11月、第1回の実行委員会で通常開催を想定して実施することが決定した。一方で、3月1日の時点でまん延防止等重点措置の適用や緊急事態宣言が発令されていた場合は、現地開催を中止するという方針も示されていた。
 梅津賢一実行委員長は、「3月1日という基準が、準備期間などを考慮したぎりぎりのタイミングだったが、まん延防止等重点措置が3月6日まで延長されるという発表を受け、中止という苦渋の決断をした」と述べ、代替イベントの実施について、「今の状況で、でき得るものは検討している」と話した。
 上溝夏祭り実行委員会も同じく、感染症収束の見通しが立っていない状況から、中止の決断を下した。
 同実行委員会の小林充明会長は、「毎年、上溝夏祭りを楽しみにしていただいている皆さんには大変申し訳ない気持ち。来場者や運営関係者の安全確保を第一に考えた上での決断」と話し、「来年はぜひ開催できるようにしていきたい。その際にはこれまで以上に盛り上がる祭りにできるよう誠心誠意頑張っていきたい」と語った。

住所

神奈川県相模原市

公開日:2022-03-03

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