3月26日（土）から翌27日（日）の2日間、茅ヶ崎のサザンビーチ周辺エリアでマーダーミステリーイベントが開催されました。
マーダーミステリーって？
マーダーミステリー（Murder mystery）とは、参加者がある殺人事件の登場人物となり、事件の犯人が誰かを推理したり、自身の潔白を証明したりしながら物語を体感する、中国発祥の体験型推理ゲーム。日本でもスマホアプリや体験型カフェが流行り始め、都内や大阪に専門店がオープンするなどブームの兆しが見られています。
茅ヶ崎人が企画した茅ヶ崎周遊型マーダーミステリー
今回は茅ヶ崎在住の方が中心となり、茅ヶ崎・サザンビーチエリアの活性化を目的に、周辺の飲食店などをはじめ、複数施設を巻き込んだオリジナルのシナリオ「七つ下がりの雨」を作成。企画・ディレクターはサザンビーチそばのコワーキングスペース,COMMA代表の小池弾さんが、企画・ゲームデザインは、茅ヶ崎在住のゲームクリエイターでフリーランス専門シェアハウス「ノマド屋」の管理人も務めるユートさんが担当。茅ヶ崎に暮らすお二人、ビーチエリアの店舗である「,COMMA」「サザンビーチ北原珈琲」、「ピザヤショーチャン」、そして他のスタッフの皆さんの力が融合して実現したイベントとなりました。
,COMMA2階で「七つ下がりの雨」のシナリオを読む参加者
マーダーミステリーで参加者がつながる
イベント後は、茅ヶ崎ビーチエリアに対する親近感が湧いたという参加者の皆さんから「とても面白いと思ったし、茅ヶ崎に興味を持てました。続編があればまた参加したい」、「周遊型イベントとして店舗のご協力をお願いできたことなど、とても素敵に思います。今後さらに素敵なイベントとなるよう応援しています」といった感想が寄せられました。 終了後には皆さんで協力店舗「ピザヤショーチャン」にピザを食べに行くなど、イベントを通じて参加者同士のつながりも生まれたようです。
2020年にオープンしたナポリピッツァ専門店「ピザヤショーチャン」。イベント後、参加者はピザを堪能しながら交流を楽しみました。
企画・ディレクターの小池さんは「今回、マーダーミステリーのシナリオの中にビーチ沿いを歩いたり、複数の店舗に訪れて会話をしたりする設定を行いました。運営の部分でご負担をかけてしまうなどの改善点も多々見つかりましたが、全体としてはとても良い体験になったかなと思います。特に、参加者の方たちが茅ヶ崎ビーチエリアを知るきっかけとして、また、店舗に興味を持ち地域に還元する仕組みとしてのポテンシャルの高さを感じました。」
続けて「今後は宿泊施設と組んだり、自転車シェアサービスと組んだりと、移動経路や体験時間を広げることでより茅ヶ崎の良さを伝えられるイメージも沸いているので、いろいろな施設と連携したコンテンツを作るなどの想像が広がってワクワクしています。」と話してくれました。
企画・ゲームデザインを担当したユートさんは「実際に自分が住んでいて魅力を知っている茅ヶ崎の良さや、自分が好きで作っているマーダーミステリーの楽しさを伝えられる機会ができて非常に嬉しいです。地域の店舗を巻き込む周遊型のマーダーミステリーという新しい挑戦で、思わぬトラブルがあったり、準備が間に合わなかったりもしました。正直に言うと自分がやりたかったことの50%程しか達成できず、悔しい気持ちもあります。ただ一方で、当日に体験した方の笑顔や感想を通じて、楽しんでいただけるものを作れたという実感も沸いています。まだまだブラッシュアップは必要ですが、もっと多くの方に体験してもらいたいという想いが強くなりました。次回の作品では、茅ヶ崎の良さをより体験してもらい、さらに皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを作っていきたいと思っています」と話してくれました。
好評につき、4月、5月の追加公演も決定！詳しくはこちらをご覧ください。
